2年生編3学期、早速の特別試験に退学者、波乱の3学期が始まる!
みなさんこんにちは。今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編10』です!
クラスメイトの愛里やホワイトルームからの刺客だった八神の事件以降はやや落ち着いた話が続いていたよう実シリーズ。
昔の尖りはなくなったのかと思っていましたが、今回は再び大きく物語が動き始めます!
2年の3学期を迎え、早速始まった特別試験。クラス対抗のクイズバトル的な内容で、最下位クラスの生徒は退学のリスクも抱える内容となります。
今回のモノローグはAクラスの橋本で、9.5巻から引き続きAクラスに焦点が当たるような内容となります。
最後の展開はかなりショッキングで、今後のAクラス争いのターニングポイントになるのは間違いないでしょう!
それでは後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
3学期開始早々の特別試験。
クラス対抗の試験は退学のリスクも存在し、久しぶりにヒリつく内容となる。
各クラスのリーダーたちの戦略は、試験の行方は、、、?
失ってから初めて気付く、残酷な結末。
今回の特別試験、クラス対抗のクイズ対決となっており(分野は学力系から芸能系まで色々)、他クラスに対して問題のジャンルと難易度、そして回答者を指名できるようになっています。
クイズの指定の関係は以下の通りで、矢印が攻撃を表しています。
例えば坂柳クラスは前半戦では堀北クラスに対してクイズを出題、後半は龍園クラスに対してクイズを出題します。

ポイントは5人の回答者で、クイズを回答するクラスも5人の生徒を指名してガードできるルールになっています。
つまり、坂柳クラスから指名された5人を全員的中させられれば無傷ということです。
回答を間違えるほど退学が近づくルールなので、この回答者5人の指名と、いかに指名された5人をガードできるかがポイントの試験でした。
毎度のことですが細かい部分は実際に読んでいただくとして、、、
今回のポイントは回答者指名でした。極端な話、クイズが解けなくても相手から指名された5人をガードできればいいというルールなので……
これを巡った取引・裏切りなど、まさにダークなよう実らしい雰囲気でした!
正直、最近のよう実は大きな展開やヒリつく試験はなかったので、この”よう実らしさ”は久しぶりだったのでは?と思います。
各クラスのかっこいいリーダーたちの活躍も注目です。
それではより詳しい内容に入っていきます。
やっぱり堀北なんだよな……
まずは特別試験とは関係ないですが、やっぱり堀北いいな……となったシーンについてです。
今までの推しキャラは一之瀬や七瀬ちゃん、1年生編のラスト以降は坂柳でしたが、一周回って堀北が一番かもしれません。
入学時は綾小路のことをコンパスで刺そうとしたり、クラスメイトからの信頼もなかったりと問題児よりだった堀北ですが、改めて見るといいキャラになったな……と思います。

少なくとも、現実で仲良くなりたいのは間違っても龍園・坂柳ではなく堀北でしょうw。
さらになんと今回、堀北と話している際に綾小路が初めて?無意識の笑いを見せます。
おいおいおいおい?
綾小路本人も不思議に思っており、謎にラブコメが始まりそうな雰囲気でした。
綾小路が笑うシーンって初めてでは?
少なくとも入学してからの2年間で、この付かず離れずの距離感もいい感じになっていそうです。
恋愛に発展することは流石にないような気がしますが…
一周回って堀北が一番!
特別試験前半:水面下での争い
そして問題の特別試験ですが、まず前半は無難に進みます。前半終了時点で順位は坂柳→堀北→一之瀬→龍園で、クラス順通りとなります。
しかし、、、
水面下では裏切りの可能性や不穏な動きが出ています。
堀北クラスについて、堀北と高円寺の取引(高円寺の自由と退学を守る)が坂柳たちにバレている、つまりクラスに裏切り者がいそうという話になります。
誰が裏切り者かは実際に読むと分かるのですが、これは今後にも関わってきそうな予感です。
山内事件以降は裏切りなどはなかったはずなので、そろそろよう実のダークな部分も出てきそう……。
特別試験後半:これこそが『よう実』
前半戦は無難に過ぎたものの、後半がとにかく怒涛の展開でした。
裏切りに取引と、これぞよう実と思えるようなストーリーだったと思います。
クラスの攻撃順は前半とは逆になり、以下でした。つまり坂柳クラスが龍園クラスの5人を指名、龍園クラスは指名された5人を如何に推測できるかがポイントです。
そう、この推測がポイントだったはずなのですが、、、
対坂柳包囲網
後半戦がスタートし、龍園クラスのクイズ回答者5人を指名する坂柳。
対する龍園は、指名された5人を全員的中させます。。。クラスの人数が30、40くらいのはずなので、偶然なはずはありません。
坂柳クラスの指名を龍園に伝えている、明確な裏切り者がいるということです。
遂によう実らしいストーリーがやってきました!
まあ伏線はなかったと思うので、ぶっちゃけ「凄い展開」ではないのですが……。
特別試験の裏で取引や裏切りが行われている、という初期のよう実に感じていた面白さが少しずつ戻ってきたように感じました。
実は今回の試験では坂柳以外の3クラスが手を結んでおり、まさに坂柳包囲網といった様相です。
恐ろしいのはこの取引について最初に言い始めたのが一之瀬ということ。

本当に変わっちまったな一之瀬、、、
一之瀬に狙われる恵
そして一之瀬については、まだまだ不穏要素がありました。
一之瀬が堀北クラスの回答者を指名する際、回答者5人の中に必ず恵を含んでいたのです。
徹底的かつ執拗な狙い撃ち。
ここまで連続で狙われれば堀北も恵をガードするため退学者になる恐れはないものの、一之瀬たちの三角関係を知る人はわざと狙っていると感じてしまいます。
って言うか絶対プレッシャーをかけるために狙っているはずですし。
クラスごとの点数調整のため(恵のガードによって堀北クラスに点が入る)という言い訳をしていましたが、絶対嘘。
あまりにも露骨な狙い撃ち、読んでいて若干怖くなりましたね…

本当に変わっちまったな一之瀬、、、(2回目)
挿絵がカッコ良すぎる
色々と印象深い巻でしたが、一番印象的だったこと、それは挿絵ですね。
各クラスのリーダーのイラストはどれも最高にかっこよく
と、どれもこれも歴代でも最高レベルの挿絵でした。
一之瀬は以前とは面構えが違いますし、堀北の挿絵は王道だし、いつも何気なく見ていた挿絵が今回はめちゃくちゃ印象に残りました。
ついでに個人的に最高だったのは櫛田です。堀北に対してアドバイスを送る場面があり、頬杖をついて興味なさそうにしている挿絵が本当に良かった。
かつての敵が利害の一致によって味方してくれる、という展開がそもそもいいのに、挿絵付きですからね……
こいつ顔はほんとにいいんだよな
新たな退学者
肝心の特別試験の行方、そしてAクラス内部の裏切り者ですが、、、
「あなたですよね橋本くん」
これによって坂柳クラスは最下位に。Aクラス幹部の裏切りによってAクラスの幹部が退学になる異常事態。
これまでに一度もAから落ちたことのない坂柳クラスですが、徐々に差が縮まり、さらには内部崩壊も起きてしまいました。
2年生3学期、初っ端から大きな波乱が起き始めています、、、
ちなみに橋本がこんな裏切りをした理由は、坂柳に対して「綾小路をAクラスに引き入れる」ことを認めさせるためでした。
あと、この場面での橋本の言葉がよう実キャラの本質を言い当てていたのも印象的だったので紹介しておきます!
入学した時、坂柳と龍園のどちらかがAクラスで卒業すると思った橋本でしたが、
「おまえらはAで卒業することに対して、本物の熱意がない」
「一方で堀北と一之瀬は熱意を持ってる。不思議なもんだよな。勝てない、実力のないクラスにはその熱意があるのに、勝てる実力のあるクラスにはそれがないんだから。だが綾小路と姫さんが手を組んだら熱意も糞も関係ない。間違いなく勝ちに繋がるクラス誕生だ。」
まさによう実のメインキャラについて言い当てています。
これ読者目線だと当たり前のことですが、実際によう実の登場人物たちの中でこの構図に気付いているのはごく限られているはずです。
てっきり橋本はかませ役の三下的な感じかと思っていましたが……。
ちなみに堀北クラスは成長型コンテンツなので、最終的にはAで勝ち上がって欲しいとは思っています。
よう実2年生編10巻・感想まとめ
特別試験、取引、裏切り。非常によう実らしい話が続いた2年生編10巻だったと思います。
文化祭編以降は以前の尖りがなくなったかと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
橋本の裏切りに関しては謝ってどうにかなることでもないですし、果たしてこれからどうなることやら。
それではまた次回!



