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リゼロ25巻・ネタバレ感想【賢者の塔の戦い、完結。そしてレムに異変が…?】

リゼロ25巻・ネタバレ感想【賢者の塔の戦い、完結。そしてレムに異変が…?】

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苦難、困難、そして決着、また苦難。

著:長月達平/イラスト:大塚真一郎
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Re:ゼロから始める異世界生活25 (MF文庫J) [ 長月 達平 ]
表紙は『暴食』の大罪司教たちです。彼らとの戦いの決着は…。

というわけで、こんにちは。5冊に渡った「ナツキ・スバルと賢者の塔」も今回で解決となります。

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菜月昴の「死者の書」

今回は初っ端からきつい展開です。記憶喪失スバルになってから、エミリアとレムの2人によって少しずつ前を向いているスバルですが、今回の冒頭で取った戦法は死に戻りをフルに使った、全ての作戦を試すやり方です。聖域編でエキドナが提案した戦い方そのもの、という気がしますね。

「心」と書かれるべき場所が■になっているのも嫌な感じですが…。そして十数回の死に戻りをした後。スバルは図書館にある人物の死者の書を見つけます
25巻最初の章タイトルは「■■・■」ですが、この本のタイトルのことでしょう。漢字で、
「菜月・昴」

記憶を失ったスバルでしたが、死者の本を頼りに「ナツキ・スバル」の追体験をします。1冊で1回の死を迎えるスバル。そして最新のものを開いた時、再び『暴食』の大罪司教のいた場所へ…。

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2人のスバル、ナツキ・スバルの凄さ

そこにいたのは、もう一人のスバル(記憶を失っていない)でした。2人のスバルは言葉を交わし、そして一つになります。オリジナルのスバルでありながら、23、24巻の記憶もあります。

そして目の前に現れた大罪司教ルイ・アルネブ。恐ろしいことに記憶喪失中のスバルはルイだったようです。完全にスバルと同一の存在になっていたようですが…。
スバルの意識が飛んでいた時にはこいつの意識が前面に出ていたということなのでしょう。

幸せになりたいという単純な願いを持っていたルイですが、スバル自信となって「死に戻り」を体験した今の願いは「死にたくない」

絶叫し、恐怖を心に刻んだルイ。何回も死んで、それでも前を向けるスバルを化け物と言います。大罪司教から見てもそれって…
確かに冷静に考えるとスバルって只者じゃないですね。改めて本当のすごさはその精神力にあると感じました。

そして目覚めたスバル。最後の戦いが始まります。

最後の戦い、開戦

既にエミリアの存在は『暴食』に喰われてしまいましたが、もちろんスバルは覚えており、記憶喪失中は「エミリアちゃん」呼びだったスバルが、、、
「——大丈夫だよ、エミリアたん」
「——俺の名前はナツキ・スバル。エミリアたんの、一の騎士!」

うおおおーー、ようやくスバル完全復活!

スバル以外のみんなに忘れられてしまったエミリアですが、スバルが覚えていてくれたお陰で超がつくほどポジティブに。調子もすごーく良いようです。

プリステラ攻防戦と同様に、今回も各所で仲間たちが戦います。時系列順ではなく場所ごとに紹介していきます。

  • レムを奪った方の『暴食』VSラム
  • 『暴食」の片方の体を乗っ取ったレイド・アストレアVSユリウス(&アナスタシア)
  • 次の試験に向かい、単身上へ上がるエミリア。
  • サソリになり自我を無くしたキリングマシーン、シャウラVSスバル&ベア子&メィリィ
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鬼神の再来、姉様の強さが明らかに!

まずはラムからです!

ラムはツノの影響で強烈な倦怠感を日常的に感じているのですが、今はそれをバルスが引き受けています。『強欲』の権能の2つ目「小さな王」によって仲間の負担を引き受ける権能に目覚めたようです。オリジナルとは大違いな、バルスらしい能力と言えるでしょう。

そのお陰でリミッターをいつもより多く解除し、長時間戦闘が可能になったラムは、『暴食』を一気に追い詰めていきます。でもこいつ逃げ足はゴキブリ並みだからな…と思っていた時。
まさにゴキブリ、あと少しで取り逃してしまい、レムの元へ行ってしまいます。賢いパトラッシュはレムを連れて逃げますが、これはまずい、本当にまずい…。

追い詰められたラムは、土壇場の起死回生、九死に一生を得る策を思いつきます。レムがツノとなり、ラムが戦うという、バルスの変わりをレムが務める苦肉の策でした。しかし、これが功を奏し、見事に『暴食』撃破!
逃げようとする『暴食』ですが、自分が使った技をラムに真似され、今度こそ!
完全に撃破することに成功します。

姉様TUEEEEEEEEEEEEEEEE!

正直だいぶ端折っていますが…。鬼の里の神童ラムの、本当の実力の一端を知ることができました。レムの負担があるので全力を出すことはなく、それでも『暴食』を倒してしまいました

『暴食』の権能は喰らった敵の技をインストールできることが強みでしたが、姉様は一度見れば大抵のことは真似できるようです。

姉様、ラノベの主人公やった方がいいのでは?
これツノがあったらエミリアやロズワールといい勝負じゃないか?
エミリア陣営、フェルト陣営の次に武力保有してない?

ちなみに、途中で鬼の里の回想シーンが入るのですが、鬼の血による高揚感や全能感的なものを嫌っていたラムは、ツノが折られた瞬間に、やっと折れてくれたと感じたと判明します。
まさか3巻の章「レム」との関連がここで出てくるとは…奇しくも同じことを考えていたというのは流石姉妹、と言うべきでしょうか…。

これで決める、ユリウス VS レイド

ユリウス&アナスタシア

戦いの最中、レイドユリウスに執拗に話しかけ、本当の姿を引き出そうとします。そしてユリウスは自分がユークリウス家の嫡子ではなく、元は平民として生活していたことを明かします。

まさか21巻の最初に中途半端で終わった話がここに来て再登場するとは…。やっぱりリゼロは伏線が巧妙ですね!

そしてユリウスは
「だからこそ、私は騎士を装おう。見えに拘り、本来の己を封じ込めよう」
「——私は『最優の騎士』ユリウス・ユークリウス。あなたを斬る、王国の剣だ」


レイドが望んだ形とは異なるものの、ついにユリウスは決意を固め、蕾と呼んでいた準精霊たちも花開きます。六属性の精霊と剣技というユリウスだけの戦い方でレイドに立ち向かいます。まさに異世界ファンタジーですねー

レイドはついに部屋にあった剣を手に取り、ユリウスのことを認めたようです。そして始まる戦い。戦いの最中に戻ったアナスタシアさん。さらに強くなるユリウス!

しかし終わりはあっけなく…『暴食』の体を奪ったレイドは借り物の肉体ゆえに限界も早く、元の『暴食』を残して消え去っていきました

アナスタシアさんはユリウスのことを忘れてはいるものの、この2人もゼロから始めて行けそうな雰囲気です。

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神龍ボルカニカと、E・M・T!

次はエミリアです。レイドのいた部屋から先へ進んだエミリアを待ち受けていたのは塔の屋上で、なんとそこにいたのは神龍ボルカニカでした…。

衝撃冷めやらぬうちにエミリアと龍の戦いが始まり、スバル似の氷兵×7を活用してどうにか対抗します。どうやら精神の死を迎えてしまったボルカニカですが、それでも強い強い!
でもエミリアたんも強い!
スバルから試験は壊せると聞いていたエミリアは、ボルカニカと戦いつつも強引に上を目指します。

そして辿り着いた本当の最上層。そこには石板のようなものがあり、複数の男女の手形があります。そのうち1つはエミリアと全く同じようで…。ボルカニカは正気に戻り、親しげにエミリアに呼びかけます。「サテラ」と。

しかし、目の前にいるのが『嫉妬の魔女』だと誤解した途端、また戦いが始まってしまいます。聖域編でスバルが知ったように、サテラ本人の人格は良い人なのでしょう。そしてエミリア似の手形は多分サテラか…。

ギリギリのタイミングでやって来たラムの援護を受け、どうにか手形に自分の手を重ねます。ボルカニカを倒したわけでは決してないですが、それで塔の攻略は認められたようです。

理科を飛ばして英語だけ良い点取っても、合格は厳しいと思いますが…。日本人のスバルとしては盲点なルール?

この塔はまだ重要なキーになりどうですね…。エミリア=サテラ、フリューゲル=スバル、ボルカニカとエキドナは今もいる、レイド=ラインハルトと、400年前と繋がりそうな場所です。

400年の役目を終えたシャウラは。

さて、次はスバルたち

『強欲』の権能によって短時間の無敵を発動できるのかと思いきや、サポート特化のスバルです。サソリと化したシャウラを殺さず、かつこちらも殺されないように、いつも通り囮同然…笑。

メィリィは加護をフル活用して他の魔獣の助けを借りますが、シャウラの一撃に昏倒、一気に大ピンチに陥ります。スバルとベア子はここぞというタイミングで「E・M・M」や「E・M・T」を使いますが、ジリ貧になっていく戦い。いつまで耐え切れるか…。

来いよ、主人公!
僕の願いが届いたわけではないでしょうし、本当の主人公は絶賛囮役ですが、、

颯爽と現れたのはユリウス!進化したユリウスと精霊たちによってシャウラを食い止め、さらにタイミングよくエミリアたんが試験をクリアしたので全て解決!と思ったら…それでも止まらないシャウラ。ユリウスとスバル、そしてメィリィ率いる魔獣たちの最後の戦いです!

どうにかシャウラを無力化するスバルたちでしたが…。スバルと言葉を交わし、シャウラは消え去ってしまいます…。くっ、なんやかんやで好きなキャラだったのに…
満身創痍のスバルは緑部屋で安静にしていたものの、そこにルイ・アルネブが転移してきて…まだ戦いか、と思いましたが、どうやら完全に意識を失っている様子のルイ。

ですが、死に戻りを知る者が現れてしまったということは、アレが登場するということでもあります。
そう、魔女の手。
スバルは咄嗟にレムとルイを抱えましたが、そのまま見知らぬ草原へと転移してしまいます

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君の名前は。復活と、ゼロから。

目覚めたスバルの近くにはレムとルイしかいませんが、ついにこの、運命の(?)瞬間がやって来ます。

「——レム」

7巻のラストでスバルと別れ王都に向かい、9巻のラストで何が起こったか判明したレム。
ついに今、目を覚まします

しかし、、、これがリゼロですよ。周りに仲間は誰もおらず、他にいるのは大罪司教だけ。

この状況にあって唯一の希望であるレムは、スバルのことはおろか、自らのことも忘れてしまっていて…。確かにこういう予感はしていましたし、スバルも可能性の1つとして考えていたようです。自暴自棄になることなく気丈に「レムの英雄」らしさを見せます。

さて、今回はいつもよりページ数も多く内容が盛りだくさんの1冊です。
ラムやユリウスという馴染みのキャラに関してもさらに深く知ることができます。シャウラに関しては思わず涙してしまう展開でしたが…。

最後には待ちに待ったレムの復活です。それすらも良い形ではありませんが、今のスバルならどんな困難も乗り越えてくれることでしょう。

かっこいいところを、見せてください、スバルくん。
本当に何度でも、ゼロから始めるのです。

スバル死亡回数 15
累計 44(縁起悪いですね)

著:長月達平/イラスト:大塚真一郎
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