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ラノベ読者に、本当におすすめする一般文芸まとめ!

ラノベ読者に、本当におすすめする一般文芸まとめ!

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みなさんこんにちは、ひじきです。

普段はラノベの感想記事を書いている大学生の僕ですが、なんと中三の終わりまでラノベを読んだことがありませんでした(!)

友人にオタクが多かったのでSAO、キリト、リゼロ、レム、冴えカノ、加藤恵、俺ガイル、雪ノ下雪乃、のような単語は知っていましたが…。

それが高校に入ってからはラノベの方をよく読むようになり、今ではこのサイトを運営するオタクになったというわけですね。

布教される方から布教する側に回りました。

というわけで、僕はラノベと一般文芸の両方をよく読んでいます。(とは言っても、ラノベ:一般文芸=8:2くらいですが…)そんな僕がおすすめする、「ラノベ読者におすすめする一般文芸」を紹介して行きたいと思います。

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おすすめの小説を選んだ基準

基準としてはまず面白いこと。これは絶対ですね。後は読みやすさや、キャラに感情移入できるか、ラノベのような感じがするかなどです。

各小説について、最初に五段階で点数を付けています。

おすすめ度読みやすさ感情移入できるか、意外性があるか、は基本的に全ての作品に付けています。
そして最後の一つは5点を付けられる要素です。つまりその作品の最大の特徴を書いています。

五段階と言いつつ、小数点が出てくる可能性もあります笑。

ちなみにラノベと一般文芸の違い書店での売り場を基準にしています。なろう出身でもラノベコーナーになかったら一般文芸扱いです。
また、紹介する順番はそのままおすすめする順番です。

※ネタバレはしていません。
※ピンと来るものがあったら随時追加して行きます。

それでは早速紹介して行きます!

1、君の膵臓をたべたい

まずはこちら!超有名作品の「君の膵臓をたべたい」です!

「君の膵臓をたべたい」の基本情報

・おすすめ度:5。神。
・読みやすさ:5。神。
・感情移入:5。神。
・意外性:4。意外なクライマックスだがフラグはあった。
・感動:5。号泣必至。

・作者:住野よる
・2016年「本屋大賞」二位など。

なんか評価がステマみたいですが…。「君の膵臓をたべたい」は、あらゆる作品の中で最も好きなので、これが正直な感想です。最初に読んでから3年程度ですが、もう10回くらい読みましたね。
「君の膵臓をたべたい」は「小説家になろう」の出身ですが、一般文芸というくくりで考えています。

簡単なあらすじと感想

まずはあらすじの引用から行きます。

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー待望の文庫化!

https://bookwalker.jp/de14d69fe5-61c1-4575-9f24-f45799f0bded/

ぼっちのモブ高校生「僕」とクラスメイトの陽キャ女子「山内桜良」の関わりが中心に描かれる本作ですが、彼女には余命幾許も無いという秘密があります。
その秘密を知ったことによって奇妙な関係性が築かれ、急速に仲良くなって行く二人。ラストは号泣必至です。

友達のいない少年と、明るく魅力的な少女というテンプレートみたいな関係ですが、そこに「死」の気配が常にあることが独特な話だと感じますね。

ここ最近は「余命」が登場する作品が増えていますが、間違いなく「君の膵臓をたべたい」の影響だと思います。

おすすめポイント・魅力

近付く二人の関係性一番最後のシーンも良いですが、やっぱりクライマックスですね。
有名作品なので既に知っている方も多いかもしれませんが、もし知らない方はネタバレに気を付けて読んでみて欲しいです。とにかく泣ける!

フラグ自体はあるので、いやーな予感がするかもしれません。でも、大きな意外性がなくても泣けます!なぜなら僕もネタバレくらってたから!

奇抜なタイトルと内容のギャップ、ぼっち主人公に可愛いヒロイン、プロローグの掴みにエピローグの爽快さ、思わずニヤける関係性に感動のクライマックス、様々な要素が完璧に詰まった作品です。

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2、かがみの孤城

次はこちら、「かがみの孤城」です!

「かがみの孤城」の基本情報

・おすすめ度:5。割と王道だが、王道=面白いってこと。
・読みやすさ:5。語り手が中学生のため。
・感情移入:3。同上(笑)
・意外性:4。一つ一つの意外性は小さいが、要素が多い。そのうち二つは完全に予想外。
・ファンタジー:5。現実世界と仮想世界を行き来。SA○かな?

・作者:辻村深月
・2018年「本屋大賞」一位など。二位以下に大差を付けての圧倒的一位。歴代最高レベル?

主人公が学校に通えていない女子中学生なので、感情移入点は少し低くなりましたが…。この作品の特徴は最後の項目、ファンタジーですね。

簡単なあらすじと感想

ここは公式のあらすじを引用したいと思います。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。 輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。 そこにはちょうど“こころ”と似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。 すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。

https://bookwalker.jp/debfc44ea6-1865-41d4-9e00-1e6e7a9c17b0/

自宅の鏡から異世界の城に行くことができるという設定は、それでけでもワクワクしますね。現実世界と異世界の話が交互に描かれる展開は、SA○を思い出しますね〜、やっぱり。

最初はぎこちない関係だった七人ですが、徐々に良い関係を気付いて行くのが非常に良いです。憎まれ口のような会話でも、お互いがその関係を悪く思っていないのが伝わって来ます。

おすすめポイント・魅力

この作品の大きな魅力は張り巡らされた伏線の数々と、結末ですね。

一回読んだ後にもう一度読み直すと、様々な伏線に気付くはずです。
集められた七人に関する秘密に関しては、あれかあれのどっちかだろうな〜という想像は付くと思いますが、そう簡単に結論は出ません。

このように一つ一つの要素はなんとなく予想は付くのですが、その数が多い上に関係し合っているので、全てを見通せる人はいないでしょう。

単なる余韻に留まらない、驚きのエピローグも必見です。最初の、ちょっと微妙かな〜という印象とはかけ離れた展開でした!

似た感じの作品は?:過ぎ去りし王国の城

ライトノベルで言えば、現実世界と異世界(仮想世界)という二つの軸があるという点で「ソードアート・オンライン」でしょうかね(三回目)。ストーリーは全然似ていませんが…。

ライトノベル以外だと「過ぎ去りし王国の城」が結構似ています。「過ぎ去りし王国の城」では絵の中に入ることができ、そこで城が登場するという点が似ていると思います。いじめや家庭の問題に関して語られるところも似ていますね。

そんな「過ぎ去りし王国の城」と「かがみの孤城」を比較すると、やはり「かがみの孤城」がおすすめです。主人公の性格伏線回収の上手さ(巧さ)、驚きのクライマックスにラストシーンと、どれも「かがみの孤城」に軍配が上がります。

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3、サマーウォーズ

3つ目にして、早くもジャンルが一般文芸ではなさそうな作品が来ましたが…。こちら、設定と主人公が理系好みの内容だったので、少しだけご紹介します。

ラノベ読者には理系が多いという、とんでもない偏見がありますので笑。偏見とは言いつつも、中高を思い出すとラノベを読むのは男子が多く、そして男子は文理比1:3で理系が多かったのであながち間違いではない気もしますが…。

「サマーウォーズ」の基本情報
・おすすめ度:4。原作の映画が話題になったしな。
・読みやすさ:5。原作が映画だしな。
・感情移入:3.5。主人公は理系の男子高校生だが…。
・意外性:3。シンプルなストーリー。
・理系:5。数オリの世界大会まであと少しの主人公。

・作者:岩井恭平
・原作:細田守

サマーウォーズは映画が有名ですが、小説もいいですね。映画=三人称視点が原作なので、主人公への感情移入度はそこまでかなーという感じでした。

この作品のポイントはなんと言っても健二の数学ですね。数オリの全国大会で上位進出って凄すぎます…。現実でそんな人が同じ高校にいたら、かなり話題になりそうですね…。

簡単なあらすじと感想

それではあらすじを引用しておきます。

小磯健二は憧れの先輩・夏希に「4日間だけフィアンセの振りをして!」と依頼され、長野県の田舎に同行することに。その夜、健二に届いた謎の数列を解いたことで世界が一変し!?

https://bookwalker.jp/de1270fb9b-9e69-4d87-a199-2faabc2dce69/

仮想世界『OZ』を使っているインフラなどが管理されている近未来の話となります。

最初は夏希先輩に連れられて変わり者が揃う田舎にやって来るというラノベのような展開から始まりますが、、、健二が数列を解いてしまったことによってOZが乗っ取られてしまい、現実世界の危機が発生します。

ラブコメ要素あり、世界の危機あり、最強主人公(仮)ありの物語です!

おすすめポイント・魅力:VR×理系

なんと言ってもバーチャルの世界数学、理系大学生として注目するのはこの二点でしょう。
作品に登場するバーチャル世界OZは、実際に世界に入るわけではありませんが、結構すごいなと感じます。

さらに、現実世界のインフラの多くがOZのシステムを使っているということで、一つのシステムに統合することのリスクも認識できますね。
また、先輩の親戚が旧石器時代の人々ばかりなのも、最先端のシステムとのギャップがあって面白いです笑。

そして健二の数学の能力ですね。結局どういった計算をしているのかはよく分かりませんが…。RSA暗号説がありますけどね。
なんにせよ、同年代では世界トップクラスの実力だというのは間違い無いでしょう。カッコよすぎです。先輩は数オリ知りませんでしたが…笑。

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