
みなさんこんにちは、理系大学生ラノベ読みのひじきです。
ライトノベルを読み始めて約5年が経過しました。
と言うわけで今回は、2023年3月の時点で未完結のおすすめ作品8選をご紹介していきます!
早速ですが、初心者にもおすすめできる未完結ライトノベルは以下の通りです。
どれもライトノベルの中では非常に有名作品で、『このライトノベルがすごい!』で1位を獲得したことのある作品もあります。
ラノベ初心者の方は定番どころから読んでみるのが良いのでは?と思いますので、まずは有名作をご紹介しています。

普段ラノベを読む人であっても「そう言えばこれ読んだことなかった…」という作品があれば、ぜひ!
最初におすすめ度トップ3作品、次点で5作品を紹介していきます!
ラノベ初心者でも! おすすめラノベトップ3!
最初にご紹介するのはこちらの3作品です!
特に2つ目の『青春ブタ野郎』シリーズは普段ラノベを読む人でも敬遠しそうなタイトルです。
しかし、ストーリーは万人に読んでほしい内容ですので、トップ3に入れました。
ソードアート・オンライン:ライトノベルの王道
まずは『ソードアート・オンライン』略称”SAO”です!
どうやらSAOは最も売れているラノベのようですね。
僕自身この作品からラノベを読み始め、人生に多大な影響を与えた作品となっています。

「これは、ゲームであっても遊びではない」
完全没入型のVRMMORPG、『ソードアート・オンライン』。
そこは”ゲーム内での死=現実世界での死”、”ゲームをクリアしなければ脱出できない”というデスゲームだった…。
デスゲーム開始から約2年。
攻略集団でもトップクラスの実力を持つキリトとアスナが出会い、運命が動き出す……。
とにかく様々な要素が王道で、数多くの作品に影響を与えているのは間違い無いでしょう。
異世界(風)という世界観、最強かつモテる主人公、強く可愛いヒロイン、ザ・ライトノベルな作品ではないかと思います。
そして、SAOの面白さは技術的な部分にもあります。
VR、AR、AI、まさに今話題の技術の延長線上にあるようなストーリーで、僕と同じ理系大学生にもおすすめです!
青春ブタ野郎シリーズ:タイトルとのギャップが大きいラノベ
まずは『青春ブタ野郎』シリーズ、通称”青ブタ”です!
オタクですら一歩引くようなタイトルですが、シリアスや感動系のストーリーとのギャップに驚くことでしょう。
タイトルはともかく、内容はラノベ初心者にも自信を持っておすすめできます!

僕も最初にタイトルを聞いた時は「なんじゃそりゃ」と思った記憶があります笑
「その日、梓川咲太は野生のバニーガールと出会った。」
高校の先輩にして休止中の国民的女優、桜島麻衣。図書館でバニーガールの格好をする奇妙な先輩は、咲太以外には見えていなかった…。
海と空に囲まれた町で、不可思議な物語が始まる———
ラブコメかと思いきや、メインとなるのは『思春期症候群』という超常現象。思春期の悩みに立ち向かう少女(たまに少年)たちが描かれます。
学校という閉鎖的な空間での問題、ネット社会での問題など、扱われるテーマはシリアスなものばかりです。
そして何より、最大の魅力は6、7巻です
主人公咲太の初恋の人、牧之原翔子さんが中心となるこの2冊。映画化もされたエピソードですし、今のところはシリーズ最大のクライマックスです。
もはや5巻の途中まではプロローグだと感じるほどの内容で、号泣必至です。
さらに青ブタの魅力は、本編のナンバリングで大学生編が描かれる点にもあります。
結構珍しいですよね。大学生の方には特におすすめできるシリーズです!
千歳くんはラムネ瓶のなか:急上昇中の作品!
トップ3の最後にご紹介するのは『千歳くんはラムネ瓶のなか』です。通称チラムネ!
これも変わったタイトルではありますが……
タイトルと内容のギャップが大きいのほぼ全てのラノベ作品に言えることなので、もはやタイトルは気にしない方が良いです。

主人公・千歳朔は、超絶リア充にして、超絶陽キャ。
そんな千歳くんは、進級早々引きこもり少年を学校に連れて来るというミッションを与えられる(担任に押し付けられる)。
一体ここからどういう物語が始まるのか……
これまでのラブコメとは大きく異なる、全く新しい物語が始まる!
主人公が陽の者だというのは、ラノベに限らず小説全般を見ても珍しいのではないのでしょうか。
まあ正直に言うと、その設定が目立つのは1巻だけ。
2巻以降はリア充かどうかとはあまり関係のない話となります。

そしてそのストーリーが、半端ない!!!!
この作品も比較的重めなシーンが多く、以下のように高校生にとって身近な悩みが描かれます。
社会人の方であっても過去を思い出すようなテーマであると思われ、幅広い年代の人に刺さるのではないかと思います。
また、描写や表現の細かさもポイントです。特に最近の巻ではそれが顕著で、かなり抽象的な表現も目立ちます。
「ラノベと言うより一般文芸に近い」という意見も見たことがあるくらいです。
普段はラノベを読まない方にも自信を持っておすすめできます!
ストーリー展開の面では、「そう来るか!」と思う展開が多く、どんどん引き込まれていくはずです!
ラノベ初心者でも楽しめるおすすめ5選!
次にこちらの5作品をご紹介していきます!
ジャンルはバラバラですが、いずれも非常に有名で、僕自身が今も新刊を追っている作品となっています!
ようこそ実力至上主義の教室へ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』今一番人気のライトノベルと言っても過言ではないでしょう。
剣と魔法とは異なる、頭脳による戦いが描かれる作品です。

本当の実力、平等とは何なのか。
希望進路を100%叶えるという驚きの高校、高度育成高等学校。
だが、そんな上手い話があるはずもない。希望の進路を叶えられるのは、各学年4つのクラスのうち1クラスのみ。
日常生活やテスト、『特別試験』によってポイントを集め、学年トップのクラスを目指す戦いが始まる……。
実力至上主義の教室で始まる、学園黙示録!
ジャンルは学園×頭脳バトルといった感じで、何よりも頭脳バトルが魅力です。
一癖も二癖もある強力なキャラクターが登場するなか、主人公・綾小路清隆は「事なかれ主義」を自称しているものの…。
ふとした時に見えるとんでもない”実力”の片鱗。果たして綾小路はどれほどの力を秘めているのか?
「ラノベはあまり読まないけどこれは読む」という人もいるくらい人気の作品です。
探偵はもう、死んでいる。
7選の2作目は『探偵はもう、死んでいる。』2021年の夏にアニメ化され、一躍有名になった「たんもし」です!

4年前、上空1万メートルで、《名探偵》シエスタと未来の助手・君塚君彦は出会った。
2人はコンビを組んで3年間《世界の敵》と戦い続け……やがて死に別れた。
そして現在
「あんたが名探偵?」
同級生の少女・夏凪渚が君塚の前に現れる。彼女の激情が、君塚をぬるま湯から引きずり出す…!
タイトルに「探偵」と入っていますが、ジャンルは割とごった煮という感じです。ミステリーの他、ラブコメ要素や異能バトル展開もあります!
とは言え、数々の伏線を回収していく展開はミステリー要素が大きいでしょう。
特に7巻は、1冊の中のあらゆる要素が繋がるストーリーでめちゃくちゃテンションが上がりました!
タイトルの通り「ヒロイン亡き後」の話だというのがポイントです。
この珍しい設定がどう活かされるのかにも注目していただきたいです!
Re:ゼロから始める異世界生活
次にご紹介するのは『Re:ゼロから始める異世界生活』です!こちらも有名作品で、アニメ二期まで放映されています。

コンビニから出ると、そこは異世界だった。
無力な主人公・スバルが唯一持った能力は、死して時を巻き戻す”死に戻り”。
得意な能力を持ちつつも他は無力なスバルには多くの壁が立ちはだかり、やがて絶望に囚われる。
しかし、、、「一から……いいえ、ゼロから!」
スバルはゼロから、再び異世界生活を始める。異世界で出会った、大切な人々を守るため。
元々は暗い雰囲気の作品というイメージがあって手が出なかった本作。
読んでみると…確かに暗かったです。正直スバルは好きになれないし。
前半だけだったら、おすすめ作品として紹介はしませんでした。
とは言え、それもあらすじに書いてあるシーンまで。(何巻かは書きませんが、結構先です)

とりあえずここまで読もう
本当のリゼロはここから始まり、15巻でようやくプロローグが終わったイメージです。
最も絶望展開が多いのはその後も同じですが…。
とにかく「最初だけで読むのをやめて欲しくない作品」と言えるでしょう。
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件
続いては『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』通称『お隣の天使様』シリーズです!
2023年1月からアニメが放送され、2023年はこの作品から始まったと言っても過言ではないでしょう。
キャッチコピーは「甘く焦れったい恋の物語」。
主人公とヒロインの関係性が楽しめる恋愛小説となっています!

自堕落な1人暮らし高校生”藤宮周”の隣には、同じく1人暮らしの『天使様』、”椎名真昼”が住んでいる。
秋雨が降りしきるとある日。『天使様』に周が傘を貸したことから、奇妙な関係性が始まる。
周の生活能力の無さを見かねた真昼はなにかと周の世話を焼き、いつしか家でご飯を共にするまでに。
近付く2人の距離、変わっていく周と真昼。これは甘く焦れったい、恋の物語。
『お隣の天使様』の特徴は、主人公とヒロインの関係性に集中できる点にあるでしょう。
ラノベに限らず、ラブコメではヒロインが複数登場するケースが多いかと思います。
しかしこの作品ではそう言った、いわゆるヒロインレースはありません。
また、主人公とヒロインが1人暮らし同士、同じマンションの隣の部屋という設定もポイントです。
いつの間にか周の部屋で過ごす時間が長くなる真昼。
最近伸びてきた”半同棲”ものであり、そのブームの火付け役だと言えるでしょう。
ヒロイン真昼は現在のラノベ界でトップクラスの人気を誇るキャラですので、少しでも気になったら読んでみることをおすすめします!
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
最後にご紹介するのは『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』通称”俺ガイル”です!
タイトルは軽い感じですが、割としっかりしたストーリーが魅力のラブコメとなっています。
もどかしい展開も多いですが、ちゃんとラブコメもやっているので是非!
「青春とは嘘であり、悪である」
捻くれぼっちの主人公・比企ヶ谷八幡。彼が強制的に入れられた部活『奉仕部』には、学年一の美少女である雪ノ下雪乃のみが所属していて…。
拗らせ続け、まちがい続ける青春ラブコメ!
俺ガイルと言えば、「このライトノベルがすごい!」で3年連続トップを取り、殿堂入りを果たした作品です。
キャッチフレーズは、「青春ラブコメの金字塔」。
ぼっち高校生の八幡、性格に難ありの美少女雪乃、天然な結衣、そしてあざとい後輩いろは。
魅力的なキャラクターたちが集まる奉仕部で、みんなはどう変わるのか、変わらないのか?
なんやかんや、王道のラブコメと言えば『俺ガイル』だと思います。”なんやかんや”と付けたくなるストーリーも魅力です!
本編は完結していますが、本編のifストーリー「俺ガイル結」が始動しています。ギリギリ未完です笑。
2023年おすすめラノベまとめ
というわけでここまで、特におすすめの作品をピックアップしました!
ラノベ初心者の方だけでなく、「有名なのにまだ読んだことなかった……」という方がいらっしゃいましたら、ぜひこの機会に読んでみてください!
本をよく読むなら、BOOK☆WALKER「角川文庫・ラノベ読み放題」サービスがおすすめです。
月額840円(税込)で、電子書籍10,000冊以上が読み放題になります!
今回ご紹介した『ソードアート・オンライン』や『ようこそ実力至上主義の教室へ』のような有名作品が多数対象となっています。
また、過去には『千歳くんはラムネ瓶のなか』が期間限定で対象になったことも。
赤川次郎作品のような、ラノベ以外の文庫、さらには実用書も充実しています!
つまりこれらの本を月に2冊以上読む場合、加入しておいた方がお得ということになります。