天使様マジ天使、TMT!1年ほど前から積んでいたシリーズをついに読み始めました!
みなさんこんにちは。大学の授業が本当に忙しすぎてブログ運営がピンチ過ぎる、どうもひじきです。
そんな中で秋にはほとんどラノベを読めていなかったのですが、この度『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』を読みました。
『(長文)+件』という使い古されたタイトルではありますが、近年の半同棲ブームの火付け役になったシリーズではないかと思います。
学校一の美少女と、お隣に住んでいる主人公の焦れったい物語の始まりです!
最初は簡単なあらすじ、その後はより詳しい感想を書いていきます。
まだプロローグ感はありますが、一応ネタバレ注意です!
あらすじと簡単な感想
自堕落な一人暮らし生活を送っている主人公、藤宮周(ふじみやあまね)。
彼の隣には学校一の美少女、椎名真昼(しいなまひる)が住んでいる。関わりのなかった2人だが、雨が降りしきるある秋の日から、2人の距離は急接近する。
周の生活能力の低さに驚いた真昼が夕飯をお裾分けするようになり、いつしか2人は周の家で食事を共にするように……。
内容としてはだいたいこんな感じですね。章が細かく分割されていて、エピソードごとの短編集のような雰囲気もありました。
ちなみに2人が関わるようになったきっかけをもう少し詳しく書いておくと、傘を差さずにずぶ濡れになっていた真昼に対して周が傘を貸した、と言う感じです。
雨の中、公園のブランコで悲しげな表情を見せていた真昼。
この表情の理由については、おそらく複雑そうな(冷え切った?)家族関係が関連していそうです。
ヒロインの複雑な家庭環境というのはラノベでは定番ですが…。
それはさておき、やはりこの作品の魅力は徐々に近付いていく2人の距離感でしょう。
最初は感情を見せず冷静そのものな真昼ですが、少しずつ自然な感情を表に出すようになり、天使様最高かよ…と思うようになるでしょう。
主人公の周が最初の印象よりだいぶいいやつだったのも良かったです。自堕落な主人公と聞いて最初はどうなることかと思いましたが……。
こういう系の話が好きな方は多いのではないかと思いますよ、本当。
それではもう少し詳しい感想を書いていこうと思います!
周と真昼の、1歩ずつ仲良くなっていく関係がたまらない!
全体を通して言えることはやはりこれですね。真昼の重そうなバックグラウンドが見え隠れするものの、全体の雰囲気は非常に優しいものとなっています。
ちなみに1巻の間では、下の名前呼び→半同棲状態→親&友人バレまで行きました。
多分最新刊あたりでは付き合っているっぽい?ので、今後どうなるか注目です。
そして『お隣の天使様』シリーズと言えば、このラノの各ランキングの上位に顔を出していること、特にヒロイン真昼の人気度の高さですね。
ヒロイン真昼 -このラノ1位も納得の可愛さ!-
このラノ2023で『お隣の天使様』シリーズは、文庫4位、女性キャラ1位、男性キャラ3位、イラストレーター3位。
そろそろアニメも始まりますし、よう実やチラムネに続く人気だと言って良いでしょう。
そして注目が、女性キャラ1位を2年連続で獲得していることです。これだけでも真昼の人気が伺えますが、確かに真昼可愛かったです!!!!!
最初はポーカーフェイスで感情を表に出さない真昼ですが、少しずつ本当の感情を見せてくれるように、周の言葉で照れるシーンも出てきます。
確かに可愛い、うんうん。
まだ1巻であるにも関わらず、思わず口元が緩むようなシーンも(たくさん)あります。
特にクリスマスのシーンが本当に良かったです。これまだ1巻だよね?と聞きたくなるはずです!
ちなみに主人公の周は割と無自覚にかっこいいことを言う、主人公属性です(実際主人公だけど)笑。
あとは意外と紳士。男性キャラ3位の本領はこれから発揮されていくはずなので、今後が楽しみになります。
嫌な人は(まだ?)出てきていないが…
今回登場したキャラは主人公の周とヒロインの真昼の他に、周の親友である樹(いつき)とその彼女である千歳(ちとせ)、そして周の母などが登場しました。
そしてこの3人が、現状で周と真昼の関係性を知っている人となります。
個性的な面子ばかりではありますが、みんな良い人ばかりですね。
こういうところも『お隣の天使様』の魅力なのかな〜と思いつつ、いつか真昼の親が登場する時が来たらと思うと不穏ではあります。
2人の関係のきっかけ自体が『雨の中で傘も差さず、寂しい表情をしていた真昼』ですからね…。
作者の”佐伯さん”先生自身の書き方的には周と真昼の関係性が今後も主軸になっていくとは思いますが、真昼の親、という部分にも注目していきたい所です。
『お隣の天使様』1巻まとめ
と言うわけで、近年話題の『お隣の天使様』シリーズ第1巻でした!
確かにこのラノの各部門で上位にいることは伊達ではないなと言った感じの感想です。
これは続きもどんどん読んでいきたいです!大学の課題終わってないけど!
感想をまとめると上記のような印象でしょうか。時に甘く焦ったい周と真昼の関係性、そして真昼の可愛さ。本当におすすめできる作品です!
ちなみに作品の時系列は1巻の最後がクリスマス、2巻の最初が多分お正月のようで、読んだタイミングが完璧でした笑。
あと1巻はカバーの裏側にSSが書かれているので、電子版ではなく紙Verを買うのがおすすめです。
この短い中に『お隣の天使様』の魅力が詰まっているという内容でした!
それではまた次回、近いうちに……かどうかは分かりませんが、『お隣の天使様』2巻でお会いしましょう!