ギルます2巻・ネタバレ感想【百年祭開幕!アリナは残業を倒して参加できるのか?】

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待ってろよ百年祭!アリナの人生をかけた祭りが今、始ま…る……?

著:香坂マト/イラスト:がおう
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みなさんこんにちは。少しずつイベントも行われ始めている今日この頃。
地元のお祭りなどは開催されているでしょうか?僕のところは3年連続の中止でした、はい。

気を取り直して、今回は『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います。2』です!

表紙は主人公のアリナと、精鋭パーティー『白銀の剣(はくぎんのつるぎ)』のヒーラー、ルルリです。ルリリではないのでご注意を…。

まだ駆け出しの頃、パーティーが崩壊して死亡者が出た経験を持つルルリ。誰か1人のせいではないことですが、ずっと気に病んでいました。

重い過去をどう乗り越えるのか、そして再びの魔神との対決は…話が動き始めるギルます2巻!

それにしても表紙のルルリの表情があくたんと重なるな…笑

後半はネタバレありなので注意です!
※あとSAOのネタもかなり混ぜているのでご注意ください。

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あらすじとネタバレなしの感想

年に1度の大きなお祭り、『百年祭』。アリナは2年連続で残業残業、今年こそは参加するぞと意気込んでいました。

いや、意気込みどころではない執念です…。

もはやこの状況自体がフラグに見えますが、まさにその通りです。
地上最強の殺戮マシーン『魔神』の復活を目論む何者かによって、アリナと百年祭は混乱の渦に巻き込まれていきます

1巻では魔神に対抗できたのはアリナだけでしたが、『白銀の剣』も受付嬢に戦闘を任せておくだけでなく…?

今回のメインヒロインはルルリでしたが、実際のところあまり印象には残りませんでした笑。それ以上に面白かったのは

  • アリナと『白銀の剣』VS『魔神』
  • 魔神の前では無力だったジェイドたちの新たな力(的なもの)
  • 明らかに伏線っぽい話の数々

です。詳しくは以下に書きますが、さらに話が広がっていく予感があります!

戦闘シーンが長かったのも良かったです!
ジャンルはコメディーと言いつつ、しっかりとシリアスな要素が存在することはギルますシリーズの魅力だと思います。

さらにアリナとジェイドの関係性にも数mmくらいの変化が…?
今後恋仲になることはあるのでしょうか、ない気がしますが笑。

それではここからはネタバレありのあらすじや感想について書いていきます!ネタバレ注意!

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『百年祭』の季節がやって来た!が、謎のデマによってアリナの残業地獄再び!

1巻では定時死守を目標に働いていたアリナですが、今回のアリナの原動力は『百年祭』です。
街の巨大イベントですが、残業のせいで参加したことがないアリナ。

このイベントの最中に力を欲したことで最強のディアスキルが手に入ったという、ストーリー的にも何かありそうなお祭りです。

そんな百年祭、今年こそはと張り切るアリナでしたが…。
「ディアスキルを習得できるというレリック」に関するデマ・・出回・・り、クエスト受注者が急増してしまいます。

完全に前回のルーフェスの話と同じ展開であり、白銀の剣とアリナは自らを囮にします。

『魔神』復活を目論む黒衣の男。

囮捜査は功を奏し、小物っぽい連中を釣り上げることに成功します。

このシーンのジェイドもカッコよかった!

アリナと話している時はネタキャラなのに、小物たちが登場した途端さらっと演技を始める対応力を見せます。

さらに、自分達の正体をバラす時も一瞬で雰囲気を変え、まじでアリナと話している時とは別人です笑。

小物の1人はルルリの元パーティーメンバーで、パーティー崩壊の時に大怪我を負っていました。

こいつの情報によると、レリックに関しているデマを流しているのは幽霊のような黒衣の男だそうです。突然現れて情報を教え、突然消えるとか。

ますますSAOのPoHみたいだな……

アリナとジェイドがデート!!始まる百年祭。

有能ジェイドの助けによって残業地獄を切り抜けたアリナ。
その代わり、3日ある祭りのうち1日だけジェイドとデートすることになります。

羨ましいぜジェイド!

さらには手を繋ぐシーンもあり、少しずつ2人の距離が近付いているような気がします。

残業後に2人で飲みに行くシーンもありましたし、ツンツンからツンデレになって来てますね!

ちなみに白銀の剣のルルリとロウは、ルルリの元パーティーメンバーに会いにいきます。
そいつの「バカにしやがって!」という台詞は、ジェイドとアリナが手を繋ぐ挿絵と同じページに登場し、完全に非リアの叫びにしか聞こえませんでした……。

気を取り直して、ここからクライマックスが始まります。

復活した双子の魔神。アリナたちは倒せるのか!

小物だと思っていた奴らは黒衣の男の手引きによって、自らを生贄に魔神を復活させてしまいます。小物っぽいくせに!

まだ百年祭は1日目の途中でしたが、アリナはジェイド、ロウ、そしてルルリの『白銀の剣』と共に魔神の元へ向かいます。

その魔神ですが、今回の魔神は双子です。

もうSAOやん!リネルとフィゼルやん!

失敗作でありながら、パーティー崩壊寸前。魔神強すぎるって…

双子の魔神は驚異的な回復能力を持つものの、耐久力は紙レベル。攻撃も弓だけです。
さらに、2人が合体すると攻撃力は上がるものの、知能レベルが極端に低下してしまいます。

そこから双子の魔神は失敗作だと見抜くジェイド。流石ですが、その失敗作相手にアリナもジェイドも大怪我を負ってしまいます。

魔神ほんとに強いな!アリナが最初に瞬殺したドラゴンはシリーズの中では単なるモブだったと言えるでしょう。

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魔神に対抗する鍵は、複合スキル。ハイリスクだが、上位スキルとも戦える!

そして、この戦いでの注目ポイントはスキルの多重使用『複合スキルでしょう。

とんでもない消耗ですが、ジェイドの防御スキルを複数使用することで、上位のスキルにも対抗できています。

1巻ではほぼ何もできなかったジェイドですが、魔神の使うディアスキルに対抗するための方法を編み出していたのです。
めちゃくちゃ脳筋な方法ですが、本当に魔神に対抗できています。

システム外スキル、複合スキル!

そしてこの複合スキル、ルルリが過去を乗り越えるきっかけにもなります。
ルルリの回復魔法は魔神による傷には効かないのですが、これまた多重使用によってアリナを回復させます!

反動によって倒れてしまうルルリですが、アリナは復活、最終決戦です。

アリナのハンマー、再びの覚醒。トリガーは一体何?

ジェイドもまた、複合スキルの反動で瀕死の状態、生きているのが奇跡というレベルです。そして締めるのはやはりアリナ。

でもソロ討伐ではないな笑

最後は前回同様ハンマーが金色に輝く確定演出と共に、ギリギリ撃破します。

このご都合展開、最初は気になると思いますが(というか気になっていますが)、多分後々理由が明かされることでしょう。

単なるご都合主義展開をそのまま放っておく作品ではなさそうです。

伏線のような要素が多く、先が気になる展開

というわけでギルます2巻でした!
何かの伏線のような要素もあり、先の展開が楽しみになります。特に気になったのは次の3つ。

白銀の剣の魔法使い、ロウも過去に何かありそう?

まずはこれです。攻撃魔法の使い手、ロウですが、殺人鬼のような面を持っている?ようです。

昔暗殺者だったのか、アンダーグラウンドの住人だったのか?どちらにせよアングラですが。

明らかに普通じゃないバックグラウンドを持っていそうなロウですが、次回あたりでその秘密に迫るのでしょうか。

ギルドマスターがすげえ怪しいのは気のせい?

次にこれです。冒険者たちにガセネタを流していた黒衣の男

ジェイドも一瞬考えていますが、ギルドマスターが黒衣の男説、ちょっとあるんじゃないかなと思います。

アリナを利用しようとしている節がありますし。
時を止めるスキルを持っているので、突然現れて消えるのなんてお手のものでしょう。

敵ではないような雰囲気があるのも確かなのでなんとも言えませんが…。PoHに似た印象の黒衣の男の正体は2巻時点で最大の謎だと言えます。

完全なネタキャラに見えるアリナの後輩、ライラの様子が?

さらにはアリナの後輩であるライラも妙な発言をしています。

ジェイドに対して、これからもアリナを支えて欲しい、”何が起ころうと”って言うの不穏すぎません?

完全なネタキャラにしか見えないライラですが、これでシリーズのキーキャラとかだったらテンション上がりますけどね。

ギルます2巻、感想まとめ

ギルます2巻のまとめ
メインキャラの過去と再起が王道な展開
1巻で登場したキャラについて深掘りするという、定番の展開でした。次はロウが気になる!
ジェイドたちが魔神に対抗
次にこれですね。ディアスキルに劣るシグルススキルであっても、多重使用によって対抗できることが分かりました。

まあ反動がとんでもないので連発はできませんが…。
伏線のようなものが多数
先が気になる伏線的なものが多く、これから大きく話が広がっていくのでは?と期待できます。

異世界ものと言えばリゼロみたいなところありますが、ギルますも伏線がすごそうです!

このように、全体的に王道の異世界ものという雰囲気があります。

また、1巻のあとがきにあるようにゲーム的な要素が多い作品となっています(だからついSAOと絡めたくなってしまう…)。

SAOに限らず、実際にファンタジー系のゲームが好きな方にもおすすめです!

それではまた次回!

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