はだこい1巻・ネタバレ感想【元カノ・二斗を救うため、タイムリープ!】

時を越えて、君を助ける。

著:岬鷺宮/イラスト:Hiten
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みなさんこんにちは。所属学科に女子が皆無、どうもひじきです。今回は『あした、裸足でこい。』、通称”はだこい”。”岬鷺宮×Hiten”最新作です。

僕には縁のなさそうなラブコメとなりますが、タイムリープが絡んでくるところが一味違う!ラブコメ要素とSF要素の両方を楽しめるところが良かったです。

ヒロインは可愛いし、とりあえず嫌な奴いないしで、この作品が合わない人はいないのでは?と思います。

それでは、あらすじとネタバレなしの感想です!

あらすじとネタバレなしの感想

冴えない高校生活が終わった卒業式。
主人公・巡(めぐり)の元カノにして国民的ミュージシャンの二斗(にと)が、遺書を残して失踪した。

2人で大切な時間を過ごした天文同好会の部室のピアノで二斗の曲を弾いた時……気付けば巡は3年前に戻っていた。その後、過去の行動が未来に影響していることに気付く巡。

「俺……二斗を助けられるんじゃないのか?」

二斗を救い、隣にいるために。巡は時を越える!

大まかなストーリーはこんな感じですね。過去と現在を行ったり来たりして、起こったことを書き換える。

多分『東京卍リベンジャーズ』に近い話かと思います。確か東リベも元カノの命を救うって話だよね?

ネタバレなしの感想としては、まずキャラがいいですね。

優等生でありながらちょっと(かなり)ズボラなところもあるヒロイン・二斗。シンプルにめちゃくちゃ可愛いです!これぞヒロインって感じですが、3年後に失踪しちゃうんだよな…。

主人公の巡もいいですね〜、残念な高校生活を送ってきたことへの後悔があるので、今度こそはと頑張る姿がかっこいい!

そして、注目すべきはストーリーでしょう。

「なぜ二斗は失踪(自殺)したのか?」

この謎を解き明かし、それを解決することが目標なわけですが、原因を見つけるだけでも大変そうなのは想像に難くありません。過去を書き換える、そんな壮大なことは果たして可能なのか?

こういったSF的ストーリーもかなり面白かったポイントです。これは早く続きが読みたいですね〜〜。

それではここからはネタバレありで展開と感想について書いていきます。ネタバレ注意です!

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二斗を救うため、過去を書き換える戦いへ。

プロローグは約3年前、巡と二斗が付き合い始めたところから始まりました。

明るい未来を確信する巡でしたが…1年後には自然消滅、そのまま卒業式を迎えてしまいます

そして、そこへ飛び込んで来たのが二斗が失踪したというニュースです。そばにいた後輩の真琴(まこと)と共に天文同好会の部室へ行った巡はそこにあったピアノで二斗の曲を弾き、、、

「どうも。わたし、二斗千華っていいます」

出会いのシーンまでタイムスリップします。色々あって現在に戻ってきた巡は重要なことに気付きます。3年前の自己紹介の失敗を取り返したことで、なんと現在の人間関係が変わっていたのです。

タイムスリップ直前までそばにいた真琴によると、存在しないはずの記憶が流れ込んで来たとのこと。

自分なら二斗を助けられるかもしれない。冴えない3年間を送った巡の戦いが始まります。

テンション上がってきたーーー!

天文同好会を存続させよう!

再び過去に戻った巡は、まず天文同好会を存続させようと決意します。元の世界では人数不足によって廃部になり、それが二斗と巡を引き離してしまったのでした。

今度はそれを繰り返さない。そう決意した巡りと二斗は勧誘活動を頑張り、まあ活動自体は身を結ばないものの(笑)最低人数の残り2人を集めることに成功します!

その2人は、、二斗の親友である五十嵐萌寧(いがらしもね)と、先輩の六曜春樹(ろくようはるき)です。

五十嵐萌寧:二斗の親友にしてネットストーカー

不名誉なタイトルですが、五十嵐さんを一言で表すとこうです笑。後ほど出てくるキーパーソン、”minase”についてもネットストーカー的な感じで調べ上げます。

もしかしたら、いつかこの能力が役に立つかも?

そして五十嵐さんは、依存気味の二斗との関係性を変えようと天文同好会に入ります。見た目は結構ギャル、中身は結構メンヘラっぽいですが、多分いい人です。

六曜春樹:何かありそうな先輩

次は六曜春樹です。この人には先に元の世界で出会ったので、タイムスリップした時に「久しぶりです」と言ってしまいます。タイムリープものあるあるですね笑。

巡の誤魔化し方がヤバすぎるのも面白いですが、それ以上に六曜先輩本人に関しても気になります

元の世界で会ったのは偶然ですが、二斗とは浅からぬ縁があったような雰囲気です。

「あいつとはライバル……いや、そんな風にすらなれなかったな」

という言葉とおかしな様子。本人は行事で一緒になったくらいだと言っていますが、これは何かの伏線ではないでしょうか?

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キーパーソンminase

明らかに重要な気配を感じさせるのがこの人、女子大生ブロガー兼ライターのminaseです。
彼女は元の世界で個人事務所を立ち上げ、そこに二斗が所属。アーティスト”nito”として大きく成長して行ったよう。

僕のような弱小ブロガーからすると羨ましい限りです笑

nito失踪の理由に近いところにいたはずで、現状最高レベルのキーパーソンでしょう。元の世界ではminaseさんと巡の間に関係はありませんでしたが、今回は巡もminaseさんに会いに行きます。

巡が受けた印象は「印象が、安定しない」。強キャラ感出てますね〜、この段階で既に二斗の繊細さも感じ取っているし。

雰囲気自体は明らかにいい人そうですが、これで背後に何かあったら面白いですよね

それにしても、主人公たちが荻窪、minaseさんが西荻、六曜先輩が吉祥寺に住んでて、作者の名前が鷺宮なのか笑。

クリエイティブ系の話になってきたーーー!

僕は冴え○ノみたいなクリエイターの話が大好きなのですが、ここでそういう話が登場します。

同好会存続のため、活動実績が必要だということを知った巡たち。昨年度は部員0だったため実績がなく、自分達で同好会の動画を撮影、YouTubeにアップすることになります。

巡が主人公として覚醒!テンポが早い!

動画撮影を無事に終わらせ、あとは二斗が編集するだけという段階に。しかしその夜、二斗から巡に電話がかかってきて、、、
「……パソコンが、壊れた」

ここから、巡がさらに主人公らしくなります。

じゃあ、俺はどうする?何をするために、高校3年間を書き換えることにした?
——二斗を助けるためだ。

だとしたら、今がまさにそのときだ。
俺は、俺にできることを全力でやる。

早い、主人公の覚醒が早い!

家のPCに編集ソフトを入れ、二斗の家(ちょうど家族が誰もいない)で作業を引き受けます!

編集初心者だと大変だという二斗に対して、

「『大変』で済む程度なら、楽勝だろ」

は1巻最大の名言だったと思います。

あと冒頭で冴えカノについて言いましたが、冴えカノキャラの親たちはマジで放任だったなーと実感しました。確かに普通は反対されるわな…笑。

主人公の覚醒だけでなく、ヒロインとのやり取りも早いです。

何かあったら俺が助けるよ。」と言う巡、「わたしが苦しくなったときには、助けにきてね?」と応える二斗。
あれ、まだ1巻だよね?と思うような会話ですね。

確かな一歩と、過去を変える代償

巡の頑張りによって天文同好会の存続に成功したことで、なんと未来が書き替わりました!
失踪自体はしてしまうものの、今度は遺書ではなく「遠くで暮らします」という内容に。1巻で大きな前進や!

しかし、元の世界で仲良くしていた後輩”真琴”との関係に小さな変化が…。

これもタイムリープものとしては定番の展開でしょう。

リゼロだと、自分を殺した相手と仲良くしてるもんね…

今回はリゼロの逆、過去を変えてぼっちから脱出したことによって、真琴との関係が少し遠ざかってしまいます

過去を変えて二斗を救う。ごく単純に見えて、実はかなり複雑なことになるんじゃないのか?という”予測(妄想)”が立ちますね。

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スタートにしてゴール、二斗千華

そして、注目すべきは二斗ですね、やはり。
高校生になって1ヶ月程度で付き合い始めたのに違和感を抱きましたが、正直この可愛さなら納得です。

もう感想は「二斗可愛い」に尽きるような感じですね。
、、、と思いきや。というのが面白かったです!

二斗の可愛さが分かるエピソード

二斗の可愛さは、The・ラブコメヒロインという点ですね。言い方は悪いですが、「オタクの妄想を詰め込んだような」雰囲気があります笑。

  • 教室では優等生なのに部室や自宅ではかなーりズボラというギャップ
  • かなり早いタイミングで下の名前呼び捨てに移行
  • なぜか俺だけ距離感が近い
  • 電話中に「ドキッとした?」とからかってきて、俺が肯定するとめっちゃ照れる

思わず「巡」ではなく「俺」って書いてしまいました。はい。

とりあえず、あなたも読んでみよう。僕の気持ちがわかるはずです。

可愛いだけじゃない、二斗さん

二斗を助けることの手応えを感じつつ、再び過去に戻った巡。

ここのモノローグは少し気になりましたね…。前半のモノローグでは元の世界のことを『現在』としていた巡が、3年前の世界のことを「そして——現在。」と表現しています。

巡の中では過去の世界がメインになって来ている、そんな気がしました。

さらに二斗と2人きりの屋上で、今度は二斗の方から告白されます!
無事に付き合うことになった2人ですが、ここからです。ここから僕好みの展開が始まります。

巡の良いところを挙げる二斗ですが、明らかに知り合って1ヶ月の知識レベルではありません。これは……と思ったら。

「未来から来たでしょ?」
「巡、わたしを助けるために——未来から戻ってきたでしょ?」

おおおおおおおおおおおお!!

おそらく二斗自身が何回かタイムリープを繰り返している、ということで間違いないでしょう。

PCが壊れた時に「今回は、うまくいくかなと思ったのに」
このシーンでの会話には、二斗もタイムリープしていることが明確に示されている気がします。
同好会存続の危機の時に、諦めようとする
タイムリープを何度も繰り返しており、何回も失敗しているからでしょうか?
諦めない巡に驚く
おそらくこれまで二斗と出会って来た巡はヘタレだったから、明らかにおかしな様子に驚いたのかなと。
そして一連の発言から巡のタイムリープに気付いたのでは?

ここで不穏なのは、二斗が失踪した原因は二斗には変えられない部分にありそうなことですね。例えばminaseさんに付いて行かなければOKなら、正直簡単に解決できそうです。

頑張るんや巡……!

『あした、裸足でこい。』1巻の感想まとめ

最初に思ったのは”岬鷺宮×Hiten”コンビは既に成功しているコンビなので、内容もイラストもハイレベルだな〜ということです。
こう書くと偉そうですが笑。

他に感想をまとめると以下のような感じです。

はだこい1巻・感想まとめ
  • 二斗が可愛い
  • ラブコメ要素がありつつも、タイムリープが絡んでくる点が面白いし、シリアス展開になりそう
  • 二斗を救い、自分自身も二斗に釣り合う人間になりたい、という点がいい
  • 学生たちがクリエティブ系のことをする、冴え○ノ的面白さもある

ラブコメだけでなく、タイムリープでヒロインを救うという展開、そしてヒロイン自身もタイムリープしてそうというラスト。

一気に引き込まれました!これ絶対面白い! ぜひ1巻から読んで古参を名乗っていきましょう笑。

それではまた次回!

著:岬鷺宮/イラスト:Hiten
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