SAOプログレッシブ1巻・ネタバレ感想【オーバーキルすぎる面白さ!】

これは、ゲームであっても遊びではない。
『ソードアート・オンライン』を1層から攻略していくスピンオフ的シリーズ、SAOプログレッシブ開幕!

著:川原礫/イラスト:abec
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みなさんこんにちは。SAOでラノベを知った、どうもひじきです。と言うわけで今回はこちら『ソードアート・オンラインプログレッシブ001』です!

構成としては1層と2層の攻略が描かれ、キリトとアスナの出会いや2人で旅をする様子が描かれます。
1層の『星なき夜のアリア』は、アニメ一期や劇場版にもなったため馴染みのある方も多いでしょう。

劇場版とは違ってミトが登場しないため、その違いを楽しむこともできます!

最初は「みんなどうせ死ぬ」と言っていたアスナが前を向くまでの過程、そして今に通じる強さも感じられるプログレッシブシリーズ。
なんと本編よりも好きという方もいるようです!

それでは、まずはネタバレしない範囲で書いていきます。リンク・スタート!

簡単なあらすじとネタバレなしの感想

最初にネタバレほぼなしで、あらすじと感想を書いておきます。

10000人のプレイヤーを閉じ込めた世界初のVRMMORPG『ソードアート・オンライン』。

1ヶ月で攻略できた階層は0、犠牲者は約2000人。そんなSAOの最前線のダンジョンで、、、

「……さっきのは、オーバーキルすぎるよ」

最強のソロプレイヤー・キリトは、ダンジョン内で無茶な戦闘をするフェンサー・アスナと出会う。
デスゲームに絶望していたアスナだったが、キリトと行動を共にするうちに変化が訪れる…。

上記の内容は『星なき夜のアリア』で、『儚き剣のロンド』の方は”奴”が出てくるのがポイントでした。

そして感想としては「めちゃくちゃ面白い」です。シンプルに面白い、これに尽きます。
既に何回も読んでいるので斜め読みするつもりでしたが、最初から最後まで読んでしまいました。

  • 丁寧に描かれる戦闘シーン(特にボス戦)の描写
  • キリトとアスナの掛け合い
  • 詳細に語られる”ソードアート・オンライン”のシステム
  • キリトのモノローグ

もう全部が面白く、文章に引き込まれました。

さらに、SAOプログレッシブシリーズの特徴と言えるのは”アインクラッドグルメ”の話でしょう。

1層での黒いパン、2層でのケーキ&饅頭と、アインクラッドの料理が色々と登場しました。これは今後も続く流れですし、プログレッシブの魅力の1つです!

それではここからは、ネタバレあり(劇場版プログレッシブ、本編アリシゼーション編のネタバレもあります)で書いていこうと思います。

『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の感想記事はこちら!

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黒の剣士と閃光の出会い、そしてボス戦 -星なき夜のアリア-

「……さっきのは、オーバーキルすぎるよ」

ダンジョンの奥で出会ったキリトとアスナ。デスゲームに絶望して捨て鉢になっていたアスナでしたが、キリトと言葉を交わし、少しずつ考えが変わっていきます。

ちなみにこの出会った日付は12月2日。劇場版オリジナルキャラ・ミト役の水瀬いのりさんの誕生日でもあります。

そして、アニメでも劇場版でも描かれたクリーム載せ黒パンに、キリトが泊まっていた民宿のお風呂。

「現実世界で、これほど何かを食べたいと思ったことが、果たしてあっただろうか? これほどまで強くお風呂に入りたいと思ったことがあっただろうか?」

リアルとバーチャルに本質的な違いはない、というSAOでよく出てくる考えがここで登場します!

1層のボス戦、VS”イルファング・ザ・コボルドロード”。

キリトの強さはアスナが驚くほどで、「キリトかな〜やっぱりwww」と言いたくなるのも分かります。

そして、アスナ視点だった劇場版では描かれなかった要素もいくつかあります。

1つはキリトの心情、特に元ベータテスターであることに関する思いですね。ボス攻略会議の時も、劇場版では端っこにミトがいることが強調されていました。

そしてもう1つが、キリトとディアベルのつながりです。

なんとディアベルは元ベータテスターで、キリトのことを知っていました。そしてキリトがベータ時代にボスのLA(ラストアタック)を取りまくっていたことも。

そしてキリトのLAを阻止しようと、(キリトの弱体化を狙って)キリトの剣”アニール・ブレード”を買い取ろうとしていたのです。

この辺の話は劇場版では全く描かれていませんね。まあ本筋とはあまり関係ないですし…。

ボス戦の戦闘シーンはぜひ劇場版で見ていただきたいところです。
ミトもいますし最後のソードスキルが違いますが、とにかく半端ないかっこよさです。

ボス戦後、カタナスキルのモーションについて知っていたキリトはベータテスターであるとバレ、『ビーター』となります。

「……《ビーター》、いい呼び方だなそれ」

「そうだ、俺は《ビーター》だ。これからは、元テスター如きと一緒にしないでくれ」

元・ベータテスター全体に向きそうだったヘイトを自分に向けるキリト。
このビーターはシリカの登場シーンでも出て来た言葉(多分)ですし、後々までキリトに付いて回ることになる呼称です…。

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劇場版プログレッシブと合わせるとさらに面白いはず!

劇場版と小説では、よく読むと違いが多数あります。

が、どれも誤差の範囲内です。ミトという新キャラを出しつつも小説との整合性を保った劇場版が本当にすごかったってことですね。

SAO最初期のアスナは宿屋に閉じこもっていた
劇場版ではミトと共に即座に”始まりの町”を出て、どんどん強くなっています
劇場版の名言「極限状態で取った行動が、その人の本質を表すとは限らない」がない
これはミトに関してキリトが言ったセリフで、当然ながら劇場版オリジナルです。このセリフはSAOトップクラスの名言だと思います!
ウインドフルーレをボス戦前に入手
劇場版ではボス戦の最中にミトから受け取り、走りながら抜刀という最高のシーンが描かれましたが、小説ではボス戦前日にキリトと入手したようです
「ボスを囲まなければ、範囲攻撃は来ない!!」をキリトが言っている
劇場版ではアスナが言っていて、かなり印象に残ったシーンです。小説では割とさらっとキリトが言っています
「パーティー組むのって、今回が初めて……?」「そうよ」
こちらは『星なき夜のアリア』のラスト、キリトの名前を知るシーンですね。
劇場版では既にミトと組んでいたので、「パーティー組んだことあるんじゃ……?」みたいな感じにセリフが変わっていました。

その後の「き……り……と。キリト? これが、あなたの名前?」は劇場版、小説共に名シーンだと思います!

そして、小説と劇場版で共通している部分もあります。

「たとえ怪物に負けて死んでも、このゲーム……この世界には負けたくない。」
このセリフは劇場版での名言ランキングトップ3くらい(俺調べ)。
劇場版のオリジナルだと思っていたら、クリームパンのシーンでキリトに言っていました…
「君は強くなれる」
こちらはラストシーンです。これも劇場版のオリジナルだと思ってた…。
これは劇場版プログレッシブ第2弾「昏き夕闇のスケルツォ」でもキーフレーズのように扱われています!
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』オフィシャルサイト
『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』 2022年9月10日(土)全国ロードショー

そして、共通点とも相違点とも言えるのが「走れ。突き進め。そして消えろ。大気に焼かれて燃え尽きる一瞬の流星のように。」です。

小説では捨て鉢になったアスナの心情でしたが、劇場版のPV(概要欄)では「走れ、突き進め。闇夜を切り裂く、流星のように。」になって、前向きになっています!

このように小説と劇場版で様々な関連があり、合わせることで2倍以上に面白くなりました!

小説ではさらっと通過したセリフが、劇場版を見ることで最高の名言に変わったりね

儚き剣のロンド。早くもPoHが登場…

次に2層での様子が描かれた『儚き剣のロンド』では、武器の強化詐欺がテーマとなりました。

デスゲーム開始1ヶ月というタイミングで、詐欺とか起こるの早過ぎないか?と思うところでしょう。

もちろんそれには裏があります。詐欺の方法を伝授して去っていった黒ポンチョの男。こいつが攻略集団をかき回していたのです…。

”黒ポンチョの男”は99.9%、PoH(プー)でしょう

アインクラッド編でのクラディール事件からお馴染みのレッド(PK)ギルド、『ラフィン・コフィン』。
その首領であり、アリシゼーション編でキリトやアスナたちに立ちはだかったPoHが早くも登場しました。

この後も長く続き、もしかしたらアリシゼーション編の最後で生存していそうな気もするPoH。絶対本編でも今後何か起きるって…と思います。

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本編との関連が多数!

最後にプログレッシブ編で非常に面白い点を紹介して終わります。それは本編との関連、言うならば”逆伏線”ですね。

時系列的には本編の方が後になるので伏線ではありませんが、本編を読んでいると些細な一文で楽しむことができます。

例えば、、、

  • クラディールを葬った体術スキル
  • 左手ソードスキル
  • 《攻略組》
  • エギルが商人を始めたきっかけ

以上のような要素がありますね。

体術スキルに関しては『星なき夜のアリア』と『儚き剣のロンド』の間に描かれ、その後も体術スキルを頻繁に使用する様子が登場しました。

そして左手ソードスキル!途中の話は省略しますが、「利き手と逆で剣を振るのは難しい」という話や、「一応練習しておいた方がいいかも」という話が出てきます。

ここから二刀流の『黒の剣士』に繋がっていくわけだ…

さらに、お馴染みの《攻略組》という呼び方もまだ出てきていません。

アスナが、呼び方が統一されていないのに対して「すっきりしないわね」と言っているシーンがありました。そう考えると、《攻略組》という呼び方はマジでかっこいいなと思います。

最後がエギルです笑。『儚き剣のロンド』でのゴタゴタの後、商売用のアイテムであるベンダーズ・カーペットをエギルに渡すという話になりました。

アスナとキリトは
「エギルさん自身が商売に目覚めちゃったらどうするのよ」
「そんときは、お得意様第一号になるさ」

という会話をしていますが…まさかこの通りになるとはって感じかもしれません笑。

SAOプログレッシブ1巻まとめ

というわけで『ソードアート・オンライン プログレッシブ001』でした!

ゲームシステムが存在するのがSAOの最大の特徴であり、それが存分に活かされていた巻だったと思います。

思わず読み進めてしまう面白さに、本編との関連性。

映画化もされているシリーズですので、まだ読んでいないという方はぜひ!

一部では本編よりも人気のようですので、SAOファンの方は間違いなく楽しめると思います。僕も本編と同じくらい好きです!

そろそろ『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 昏き夕闇のスケルツォ』の公開も迫った時期で、今が旬とも言えるでしょう。

映画は4巻の内容となりますが、次は2巻。プログレッシブシリーズのキーキャラが登場します!

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