2年生編のエピローグ、そして3年生編のプロローグ!
みなさんこんにちは。ついに2年生編の完結まで読みました、ひじきです。
今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ2年生編12.5』です!
前回の特別試験では綾小路が一之瀬のことを精神的に追い詰めて撃破、一方坂柳は綾小路が望む相手が龍園だと気付き自ら自爆、という展開となりました。
果たして本当に坂柳は退学してしまうのか、そして絶望のどん底に叩き落とされた一之瀬はもうおしまいなのか…?
12巻とダイレクトに繋がるような内容となっており、0.5となっていますが本編と地続きの内容です。
確か初期の0.5巻はギャグが多めの短編集だったように思うのですが(手に水筒がハマったりしてたよね?)もはやそれは過去の話です。
それではよう実2年生編ラスト、後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
激動の学年末試験を乗り越えた2年生たち。
しかし、堀北クラスからは前園が退学、Aクラスを独走していた坂柳クラスは敗北+坂柳退学の危機、一之瀬は試験以降学校に来なくなってしまう。
そして、その全てを操っていた綾小路も、新たなステージへと進むことに……。
というわけで今回は学年末試験のその後が描かれ、綾小路たちの会話がメインとなります。会話メインとは言えその全てが重要なもので、とにかく見どころが多い回でした!
ざっと上げただけでもこのくらいあり、この記事で触れない部分もぜひ実際に読んで確かめていただきたい内容でした!
そして、これだけ盛りだくさんの12.5巻の中でも最も重要で印象的なのがラストわずか数ページです。
ここから全く新しい3年生編が始まるということが明確に分かりました。
全く別の作品ですが、ハリー・ポッターの第7巻ではハリーたちが学校に通うことがなく、6巻までとは明らかに違う雰囲気にテンションが上がったことを思い出します。
よう実のストーリーは悪く言えば同じことの繰り返しなので、3年生編ではこれまでと全く異なる展開になるのではないかと期待が高まります!
坂柳、君のことは忘れない…
さて、それでは最も気になるところ、坂柳の運命についてですが……
結論から言うと、本当に退学してしまいます。
まじか、いやマジか……
坂柳はよう実の中でも相当の人気キャラだと思いますし(それは龍園もですが)、「流石に本当に退学にはならないんじゃ?」と思っていました。
しかしそれは甘い考え、坂柳の退学が覆ることはありませんでした。

でも、これからの展開に若干の希望があるのかも?しれない匂わせもあったため、まだ気を落とすのは早いかもしれません!
ライバルたちの別れ
特別試験で真っ向から対決した龍園と坂柳。
2人の最後は、激闘を終えてもはや穏やかと言っても良いものでした。
龍園が坂柳に対して声をかけた際にも、
「驚かせないよう配慮しつつ声をかけた」

あの龍園が、あの坂柳に対して配慮???
その後の会話についても、もはやよう実2年生編のハイライトの1つだったと感じます。
このシーンにはもちろん挿絵がついており、龍園と坂柳が背中合わせで会話している様子が描かれていました。
2年生編の後半以降、よう実の挿絵の進化が止まりませんよ本当に……
かっこいい雰囲気なのに寂しい雰囲気もあり、この挿絵だけでも見る価値があるなと。
そして坂柳は、「また今度お会いしましょう」と言って龍園に別れを告げます……。1年後にまた会いたい、という歩み寄りかな?と思っていたら、、、
龍園は
「……また今度だと? おまえに今度なんて無いだろうが。負け惜しみか?」
と言います。
え、これ絶対なにかの伏線でしょ???
3年生編に何らかの方法で関わってくるか、あるいは卒業後の続編があるのか。いずれにせよ、こういうのを待っていたんですよ俺は。
綾小路との別れ
龍園との別れで感じた違和感は綾小路との会話でも再登場します。
坂柳が学校から去る日。
坂柳の父親(=学校の理事長)は、坂柳から厄介なお願いをされたと言います。
さらに、ほぼ確実に坂柳が再登場することも示唆されており、それがどういう形かは分かりませんが坂柳推しの方もまだまだ絶望する必要はなさそうです!
この会話では坂柳の家が車で15分ほどのところにあることも明らかにされ、改めてこの学校の異常性を実感しましたが……
さておき、坂柳は最後まで株を上げて去っていきました。
いつか再び会って欲しいと綾小路に行った後、
「取り巻く環境、ホワイトルーム、もちろん私も承知しています。ですが、今ここに立っているあなたの人生は他でもないあなたが決めることです。それをお忘れなきよう」
自分の人生は自分で決められる。
シンプルな言葉ですが、綾小路の状況を知る坂柳が言ったからこそ重みがある名言でした!
教科書を閉じるとき
さて、みなさん。ついにこの時が来ました。
1年生の頃から付き合ってきた綾小路と軽井沢恵。すでに最終ページに到達した教科書。
別れの時です。。。
このシーンの大きなポイントは、ある意味ではよう実シリーズ最大の事件が起きたことです。
朝の時点で別れを切り出すことを決めて綾小路が
目の前にいる彼女と、別れたくない
と感じたのです。

いやはや、まさかまさか、、、
このシーンは綾小路と恵の心情が混ざるような演出があり、どちらの心情か分かりにくい部分もありましたが、他にも明らかに綾小路が感情を持っていると分かる描写がありました。
最終的には別れてしまうのですが、これはめちゃくちゃ凄いことなんじゃないか???
さらには恵の方も、綾小路の考えに相当気付いていたことが分かります。
学年末試験の真相についても誰もよりも正確なところを当てていましたし、別れた後、
独り立ちできるんだって、見せることが出来てたかな?
と考えており、おそらく綾小路の想像以上に綾小路の考えを察していたことが分かります。
なんだこれ、なんだこれは…
よう実でここまで複雑で感動的な気分になる日が来るとは思っていませんでした。
龍園と坂柳の会話がよう実のハイライトの1つだったのは間違いないですが、この別れのシーンはそれ以上と言えるでしょう。。。
”一之瀬帆波”
恵と別れた後。綾小路は1年前の約束通り、一之瀬の元を訪れます。
試験以降、一之瀬は自分の部屋に閉じこもっていましたが、綾小路は強引に一之瀬の部屋へ。これから何が始まるんです?と思っていたら、、、
ここでのやり取りは、衝撃の大きさで言えば12.5巻で一番と言っても良い内容でした。
自分が一之瀬をコントロールしていると考えていた綾小路でしたが、実際はその反対。
一之瀬クラスの今後についても、綾小路の考えていたものとは別の第三の選択肢を自ら提案。
とうとう一之瀬が完全覚醒、そしてより深い闇堕ちをすることとなってしまいます。
今回はどれもこれも自身の目でみて欲しい重要なシーンばかりでしたが、この場面も間違いなくその1つです。
もう戻れないくらいの闇落ちをしたように見える一之瀬ですが、果たしていつか光の一之瀬が戻ってくることはあるのでしょうか……?
そして3年生編へ!
さて、繰り返しになりますが、12.5巻は本当に見どころばかりで、重要キャラとの会話が次々に行われます。

でも、やっぱり堀北なんだよね。
坂柳、綾小路、龍園は入学時から大きくは変わらず、一之瀬は光→闇へと変化してしまいました。
そんな中で入学時から大きく変化を遂げ、リアルにいたら最高クラスにいいキャラ。
それが堀北鈴音という生徒です。
学年末試験の結果により、2年の時を経てDクラスからAクラスへと到達した堀北。本当に堀北にはAクラスで卒業して欲しい……
しかし、問題はここからです。
盛りだくさんだった12.5巻のラスト数ページ。
ここから全て覆り、そして3年生編へと突入して行くことになります。
エピローグでは新学期が始まりますが、堀北たちのAクラスに綾小路の姿はなく
先ほど2000万プライベートポイントを利用しこのクラスに移籍してきた綾小路清隆です。
本当にクラス移籍しちゃったよ……
坂柳がいなくなり、Cクラスまで転落した元Aクラス。そこへ綾小路がやって来ました……
よう実2年生編12.5巻・感想まとめ
と言うわけで、とにかく盛りだくさんだった12.5巻です。ここまでに触れなかったポイントとしてはやっぱり高円寺ですかね。
今回も綾小路と高円寺が言葉を交わすシーンがあり、綾小路の特別試験での立ち回りやクラス移籍のことを見抜いていることが分かります。
ここまで一貫して直感だと言っている高円寺ですが、本当に勘ならこのキャラだけ異能バトルの世界線にいることになります……笑。
12巻と12.5巻は、2年生編後半の停滞期が嘘のような盛り上がりを見せています。
明らかにこれまでとは全く違う展開になるであろう3年生編も非常に楽しみです!
それではまた次回!


