チラムネ1巻・ネタバレ感想【このラノで独走中の、リア充青春小説!】

ついに俺もリア充になります!
異色にして時代の頂点を取っている令和のライトノベル!

著:裕夢/イラスト:raemz
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俺の名前は千歳朔(ちとせさく)。福井県トップの進学校の、カーストトップだ。
顔も性格も頭もいいってことで、これからよろしく!

嘘です、どうもひじきです。
と言うわけで今回は、『千歳くんはラムネ瓶のなか』ですね。
かれこれ1年半くらい気になっていたチラムネですが、今回ようやく読むことができました。

1巻を読んだ感想としては、有名作なだけはあると思いました。
特に設定がオンリーワンですね。ここまで異色でありながら、すんなりと読むことができたのもすごい点です。

これは続きも読むしかない!ネタバレ注意です!

ちなみに公式サイト(チラムネ特設サイト)はこちらです。

チラムネの主人公たちはガチのリア充陽キャ!オンリーワンなヒーロー

今までのラノベ主人公と言えば、作文で「青春とは嘘であり、悪である」と書くような人ばかり(俺主観)。
そんな中で全く新しい雰囲気なのが、この『千歳くんはラムネ瓶のなか』通称チラムネシリーズです!
『このライトノベルがすごい!』で2年連続トップという大人気作品、まさに時代を牽引する感じです。

絵に描いたような野郎だな〜おいおいおい

チラムネの主人公である千歳くんは、まじでリア充陽キャです。
もちろんと言うべきか、周りにいる友人たちもキラキラオーラ全開です。ぶっちゃけ二番目に地味な子でも由○ヶ浜レベルはあると思う。

そんな日向の住人である千歳くんですが、学校の掲示板では悪口ばかり書かれています。

陰口やば!いじめられてるやん!

リアルにはいないレベルのリア充オーラには、嫉妬も集まりやすそうです。

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深さがある主人公はやっぱりいいな

そして、リア充ロードを走りつつも、心の奥には色々と抱えていそうですね。

ラムネに沈んだビー玉のような美しさを求め、周りからもそれを期待されていることで、相当大変そう…。
ヒーロー像を守るために、「千歳朔」でいるために、頼まれごとであっても完璧な解決策を模索しています。

また、可愛い子に囲まれているわりに、気になっているの相手は謎めいた先輩のようで、これも複雑ですね。

教養や頭の良さもありますし、少なくとも読者のヘイトは買わなさそうです。
主人公が心の中に色々と抱えているのは、よう実とかを思い出しますね。個人的にはかなり魅力的な主人公だと思いました!

他のキャラも、同じ雰囲気でありながら個性豊か!

主人公の周囲にいるチーム千歳(仮)のメンバーについてもまとめておきます。

柊夕湖(ひいらぎゆうこ)
超天然の男たらし(天然ゆえに自覚はなく、天然ゆえに恨まれれることも少ない)。千歳くんの正妻と言われている。
内田優空(うちだゆあ)
元は比較的地味めだったが、今では千歳くんたちと行動を共にする。優しい。これで”ゆあ”とは読めないっすよ…。
青海陽(あおみはる)
”陽”気な性格。スポーツ少女。単純な性格と思いきや、意外と掴みどころがなさそう。
七瀬悠月(ななせゆづき)
夕湖と男子人気を二分する。夕湖とは異なり、計算高い部分がある。
浅野海人(あさのかいと)
単純な方の男友達。以上。
水篠和希(みずしのかずき)
計算高い方の男友達。以上。

ここまで全員美少女&イケメン。

かーっ、すげぇわ。リアルでこういう人たち見てみたいですね。

さらに、普段の会話は割とふざけているけれど、皆洞察力とか思考力に優れている雰囲気があるのもいいです。これは本物のオーラが漂っている〜〜。

そしてもう1人、千歳くんが”明日姉”と読んでいるのが先輩の西野明日風(にしのあすか)です。
不思議な性格ですが、確固たる自己を持っていそうな明日姉に対して抱くのは、恋愛感情なんでしょうか??

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陰陽やリア非リアの対比と、そう単純でもない人間関係

そして、今作で描かれるのは見出しに書いたような「陰キャと陽キャ」「リア充と非リア」的な対比、そして二項対立のステレオタイプに当てはめられないキャラたち、です。

主人公たち以外にもマウント系リア充(仮)が登場し、彼らを軽くあしらうシーンとか最高でしたからね。
同じリア充系統の人の間でも、本物と偽物には大きな差があるな〜と感じました笑。

真の陽の者は、日陰の住人とかオタクとかをバカにはしないんよ。

それではここからはストーリーをざっと追いかけようと思います。

かなり攻めたストーリーなんですわ

作品の時期は主人公たちが高校2年生になったタイミング。基本的にラブコメで多いのはこの時期ですよね。
既存の関係を描けて受験も遠い、まあ当たり前ですね。

そして、クラスにいる不登校の少年”健太っちー”を学校に連れて来て、さらには雰囲気イケメン風に変身させるというのがメインのストーリーとなります。

なんかチキンが食べたくなるあだ名ですが笑。

健太っちーは最初、リア充を本気で憎んでいるという小説にしかいないタイプのオタクです。

はい、もうここまでの展開だけでも賛否両論ありそうな、攻めた内容ですね。
ですが、この攻めたストーリーがチラムネの大きな魅力なのかな、という気もします。

こういうオタクの家にカーストトップが押しかけても逆効果やろ、という気もしますが、千歳くんはきちんと色々な場合を想定し、会話術によって相手を誘導して行きます。

最後は部屋の窓をぶち破るという頭のおかしい手段で突破、どうにか健太っちーを前向きにすることに成功します。

本当に頭がいいんだよな。
顔とか性格とか、それだけでカーストトップにいるわけじゃないのが、良いいい

陰キャオタクは、陽キャオタクへの一歩を踏み出す…!

さらに千歳くんや夕湖は、健太っちーの改造計画に乗り出します。
自身の不登校のきっかけになったオタサー(特にそこの姫)を見返すという目的のためです。

おしゃれな雰囲気にしたり、会話は相互理解だということを教えたり、その甲斐あって健太っちーは急激に変化して行きます。

う〜ん、俺も服装くらいは気を遣おうかなと思い始めました…。
あと、普通にコミュニケーションの役に立ちそうな話が多い!

もちろん順調には行かず、色々と問題は起こりますが、なんやかんやあってオタサーの人たちを見返すことに成功します!

ほぼチーム千歳の準メンバーって感じになった健太っちー。すごいぞ!
Re:ゼロから始める高校生活は、無事に成功したみたいです。ハッピーエンドで良かったーーー。

途中のレスバは結構好き

健太っちーと優空クラスのマウンティングリア充(仮)に絡まれてしまったシーンでは、千歳くんと七瀬、そして和希が助けに入ります。

上手く相手の言うことを躱してあしらう雰囲気に、かっけええええと思うこと間違いなしですね。
助けに入る時に千歳くんが2人に言った言葉「よし、適度になぎ払え」もカッコよすぎです。

そして、なんと言ってもラストシーンでしょう!
オタサーの連中に逆ギレされ、健太っちーがピンチに陥った場面で、颯爽と千歳くんが登場して来ます。
そして、悪を悪で裁くかのような話術によって相手を冷静に追い込みます。

さらには、、、相手が健太っちーのことをバカにした時、なんと本気の怒りも見せます

千歳くん、ここまではずっと飄々としてる感じだったけど熱いぞ!いいぞ!

なんとなく、この作品は高校生活での「主人公最強」な雰囲気があるなと思いました。
最強厨の僕としてはかなり楽しめますね。

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まとめ:これは本当に新しい!

やっぱり感想はこれに尽きますね。とにかく新鮮さを感じます。
主人公がリア充という設定、そしてその中でも悩みを抱えている感じがあり、非常に面白かったです!

でも個人的に思ったのは、最初の巻だからなのかカーストとかがめっちゃ強調されているんですね。

僕は中高(特に高校)でカーストとか意識したことなかったので、同じような方は感情移入しにくいかも
確かに陽キャはいましたが、それがヒエラルキーに結び付いたりはしなかったし…。

まあ途中で出て来たマウンティングお兄さんたちが悪そうなだけで、千歳くんたちはガチでいい人たちでしたけれど。

やっぱ福井の田舎だかr ( っ・∀・)≡⊃ ゚∀゚)・∵.

ただし、感情移入できないから面白くないかと言うとそれは違います。
名言も爽快な展開も多いですし、読んでいて本当に楽しめました。

シリアス路線の話が好きな人、ジャンルがラブコメと言い切れない作品が好きな人に、自信を持っておすすめできます!それではまた次回!

著:裕夢/イラスト:raemz
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