チラムネ2巻・ネタバレ感想【悠月の重たい過去と、クライマックスのような熱い展開!】

チラムネ2これは偽物の恋?本物の恋?
もはやシリーズクライマックス級なチラムネ2巻!

著:裕夢/イラスト:raemz
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みなさんこんにちは。チラムネ1巻はついに僕がリア充になるという話でした(大嘘)。
そして今回は、とんでもなくシリアスで二転三転する話となります(本当)。驚くべきはこれでまだシリーズ2巻だということでしょう。信じられん…。

ともあれ、『千歳くんはラムネ瓶のなか2』の開幕です!
今回は結構ネタバレ注意の内容です!

ストーカー疑惑と偽の恋人

2巻は、主人公の千歳朔が友人の七瀬悠月からとある依頼をされることから始まります。

まあ依頼と言うのとはちょっと違いますが…。
意外とめっちゃ計算高い腹黒とも言う2人。相性は悪くなさそうですね。

千歳くんはニセコイ生活のなか

その内容はストーカー被害に遭っている気がするというもので、なんと偽の恋人になって欲しいと頼みます。
ストーカーが諦めてくれるならいいんだけどって感じです。

怪しい感じの人物たちとして谷近高校(やこん)、通称ヤン高の生徒が挙げられるそう。要はヤンキー高校ってことですね笑。

こうして始まる偽の恋人関係、略してカタカナにしてニセコイ。
こういう部分ではラノベの定番とも言える流れを持って来ています。

前回はラノベとしてはほぼ初では?という展開でしたが、意外と定番の話もあるやん。

そう思っていた時期が僕にもありました…。

今回の新キャラはイケメン!

2巻では新キャラの成瀬智也くんが登場します。爽やかイケメンです。

そんな彼ですが、千歳くんに接触して来て悠月と本当に付き合っているのかと聞いて来ます。
どうやら悠月のことが好きなようですね。

まあそりゃそうよ、めちゃくちゃ可愛いもんな。
それにしても君、意外とグイグイくるタイプなのね、面白い奴やな〜。

そんな智也に対して千歳くんは、話を伏せつつ偽恋だということを伝えます
その流れで恋愛指南的なことをする約束を交わす千歳くん。

ふむふむ…?今日も人気者は大変そうやね…?

ヤンキー高校の生徒たちと、エスカレートする被害

まだシリーズ2巻目だというのに結構シリアスなストーリーの今回。果たして悠月を助けられるのか…。

ヤンキー高校のお猿さんたちと危うく喧嘩に!!

新キャラ登場と話が前後しますが、どうやらヤン高が絡んでいるのは間違いないようです。

事情を仲間たちに説明し、偽装カップルを続ける千歳くんと悠月。
みんなで図書館に試験勉強をしに行くことになりますが…。
ここで現れたのはヤン高の生徒たち。図書館とは無縁な彼らはやはり悠月が目当てのようです。相手は3人です。

ヤンキーどもめ…。(正しさを)見猿、言わ猿、聞か猿と名付けましょうか

三猿に近付いた千歳くんは一見友好的に会話を始めます。
なんと三猿は千歳くんが悠月と付き合っていることを知っており、どうやら先輩の命令で悠月の連絡先をもらおうとしているようです。

ここで友好的な態度を崩す千歳くん。
危うく喧嘩に発展しそうなところで和希と海人がやって来て事なきを得ます。

この行動、どうやら三猿を挑発して自分に意識が向くようにしたらしいですね。
千歳くんの様子には暗さもありそうですが、カッコつけの主人公最強だわやっぱり。
最強!最高!

エスカレートするストーキング行為

ストーカーを諦めさせるために始めた偽の関係ですが、結果的にはストーカーを刺激することになってしまいます。

郵便ポストやチーム千歳の机に入れられる盗撮写真
バスケの試合前になくなるバッシュ
自体は急激に悪化してしまいます。流石に反撃の一手を打ちたいところですが…。

前半で登場した智也くんと千歳くんの関係はそこそこ順調に進んでいるようですが、こいつもチーム千歳に加わるんかね?(すっとぼけ)

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悠月と因縁のある、ヤンキー高校の野郎

お祭りデートで…ラムネ瓶登場!なんか急に青春ラブコメっぽくなって来たな!

そう思っていた時期が僕にもありました…。
千歳くんと悠月が行ったお祭りで、なんとヤン高の連中に捕まってしまいます。
そこには噂の先輩(柳下)もおり、悠月との間に何かがあるということが分かります。

こいつはボス猿と名付けよう…

一気にきな臭い展開になって来ましたね…。
悠月は普段の計算し尽くした振る舞いが嘘のようですし、ただならぬ因縁がありそうです。

そしてその因縁と悠月の弱点が明かされるまで3、2、1、、、、。

三段構えの、怒涛のクライマックス

後半の流れは本当にすごいですね。
これで解決なのか?と思ったところから、さらにもう一、二段階のクライマックスがあり、怒涛の展開となります。

伏線の回収もとんでもないですし、そもそも伏線に気付いていなくてもおかしくないくらいです。

千歳くんまじか、、、

とうとう高校にまでやって来たボス猿と見ざる、言わざる、聞かざる
千歳くんは相変わらずの挑発と教員召喚という王道によって4人の猿を撃退します。

しかし大きなショックを受けている様子の悠月。ついに千歳くんに対して明確に助けを求めます。

ここで、千歳くんの両親は離婚していて千歳くんは一人暮らしだと判明、2人は千歳くんの家に行きます。

そう言えば今まで家族がいる描写がまるでなかった…。こういう仕掛けの上手さ半端ないですね…。

そして悠月が抱えていたトラウマは、かつてボス猿に目を付けられ、話がこじれた末に平手打ちされたことにありました。
単純な力では自分は勝てない、その事実がトラウマになっていたのです。

それを察していた千歳くんはなんと、それを上書きするような手段に出ます。
ショック療法どころかアウトだっての…。

なんかよう実の綾小路みたいやなと思いました。ただカッコいいだけじゃない、暗さを抱えた主人公って感じですね。

ボス猿との決戦

むちゃくちゃな方法でしたが、過去を乗り越えた悠月
偽の恋人をやめ、1人でボス猿と対峙します。果たして千歳くんたちは動くのか…?

相手はヤンキー高校のボス猿だけど、日和ってる奴いる?
いねえよなぁ!!?

ボス猿とも堂々と対峙する悠月は心の中で朔と唱え、ついに大声で朔の名前を呼びます
近くにいると思っていないので、単に自らを奮い立たせるつもりでしたが、、、

「——呼んだか、お姫様」

千歳くん登場!!カッコえええええええええええええ。これはカッコ良すぎるって!

その後は正当防衛を主張するためにわざと攻撃を受けて見せ、そのシーンを和希がばっちり撮影。反撃に転じます。

千歳くんめっちゃ強いし!馬乗りになって無感情にボス猿を殴る千歳くん。
威力がボス猿とは段違いです。やはり綾小路を思い出します!

どこまでが演技でどの程度本気なのか分かりませんが、最近の主人公はこういう感じの人が流行る時代なんでしょうかね?
まあ確かにカッコいいけど!強すぎてびっくりしたわ!

ストーカー野郎の正体は、やっぱり、、、

ボス猿を討伐したことでヤンキーたちを撃破し、無事に平和を取り戻した悠月たち。
ですが、、、真のストーカーは別にいました
やはりと言うべきか、真犯人は新キャラのイケメン成瀬智也くん

千歳くん自身も最初から疑っていたようです。
正直このシーンの千歳くんは本当にカッコ良かったです。
裏で調べていたヤンキー高校との繋がり、七瀬家の車のドライブレコーダーの写真、完璧な種明かしパートとなっています!

正直怪しいオーラはバリバリ漂っていましたが、千歳くんは以外と親切に恋愛指南をしていたので、どういうことかな〜とは思っていました。
結局指南に意味はありませんでした…。
このシーンは全ての要素が繋がって鳥肌級のシーンとなっています!

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まとめ:早速ものすごい展開!これがチラムネなのか…。

はい、というわけで今回はチラムネ2巻でした。
最終的に悠月のニセコイが本物の恋になって終了って感じでしたね。

重たいトラウマ主人公の暗さが見えるシーンと、まだ2巻だよね?!と聞きたくなるような巻でした。
これは本当にすごい!チラムネという作品の凄さを段々と知って来ました。

最後に半端ない伏線の数々と、今回もちょくちょく登場した明日姉について書いて終わろうと思います。

凄すぎる伏線の数々。これは2回読まないと気付かないかも?

今回驚いたのはとんでもない伏線の数ですね。

  • 助けが必要な時は大声で名前を呼べという話(さらっと出て来たけど、クライマックスシーンで回収)
  • 暴力に対する過剰な反応(恐ろしく遅い手刀に対しても反応していた)
  • ポストに入れられた写真を発見したシーン。やけに車が強調されていたが、ドライブレコーダーに繋がる伏線だったとは…。
  • 智也との会話。特に、悠月が浴衣を着て祭りに行ったのを知っていたこと。

とりあえずはこの辺でしょうか。
普段から抽象的な会話や若干詩的な表現が多いため、伏線が本当にさりげないですね。
これは2回読まないと気付かないよっていうのもあるので、2周はしましょう笑。

気になる明日姉との関係は、、、

千歳くんと悠月の会話の中で、小さい頃の千歳くんの話があります。
それに出て来た好きだった子は、もしかして明日姉じゃないの?って感じの書かれ方ですね。
ほぼ確定なんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。

3巻の表紙は明日姉なので、謎めいた先輩の新たな面がたくさん見られるかもしれませんね!

それではまた次回!

著:裕夢/イラスト:raemz
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