やっと後半戦が始まった1冊目でこれはやばい。過去一すごい回かもしれない。
まじで鳥肌が立ちました。”チラムネの”二学期が始まる……。
みなさんこんにちは。高校生活と言えばなんでしょうか。はい、文化祭ですね(異論は認める)。
さて、今回は『千歳くんはラムネ瓶のなか。7』です!
みんなの関係性が壊れそうだった夏を乗り越え、「また二学期」と夕湖が言ったチラムネ6.5巻。ついにその二学期が始まります。
そして二学期が始まるとすぐに、文化祭と体育祭などを行う、藤志高祭の季節です。
その中でも特に体育祭に向けて、学年混合の応援団に参加するチーム千歳の面々。
ちなみに、チラムネのモデルとなった福井県立藤島高等学校での学校祭をかなり忠実になぞっているようです。すごい……
また、チラムネシリーズの公式サイトはこちらです!
そこに明日姉と新キャラの紅葉(くれは)ちゃんを加え、新たな青春が始まります………。
途中ではみんなで合宿をするシーンもあり、めちゃくちゃ良いエピソードでした!
前半は一読した時点での感想であり、ネタバレは少なめ(ほぼなし)です。後半は2周目の後の感想で、ネタバレありですのでご注意!
とにかくネタバレなしで読んでほしい作品!
もう少し詳しいあらすじ
まずは藤志高祭の様子についてです!朔たちが参加するのは文化祭のクラス演劇と体育祭の応援団です。
そしてまずクラスでの演劇(文化祭と言えば演劇っしょ!)では、白雪姫をアレンジしたものをやるようです。
まあクラスの方は綾瀬なずながまとめてくれるようで、朔たち役者はひとまず応援団に集中する、という流れになります。
僕の高校も文化祭と体育祭を秋にやっていたので、作品にすんなり入り込めました!
ただし僕の場合は「応援団は絶対無理!」っていうタイプですが…笑。
で、7巻は1冊で話が完結せず、内容は応援団として披露するダンスが中心となります。”表面上は”。
表紙の新キャラは望紅葉(のぞみくれは)ちゃんで、応援団の後輩です。
紅葉と明日姉、そしてチーム千歳が総登場して合宿を行う場面もあり、半端ない青春を感じます!
途中から登場してみんなの中に馴染んでいる、天然のあざとさを感じる後輩、紅葉。
最初の彼女には若干のいろはす味を感じましたね笑。同じガガガなので…。
もちろん各ヒロインの視点から心情が語られる場面も多くあり、チラムネらしさを感じられるはずです!
ネタバレなしの感想
チラムネ7巻はネタバレなしで読もう、うん。正直感想のほとんどはネタバレしないと語れないものとなっています。
同じガガガ文庫の作品「俺ガイル」のクライマックスを読んだ時、本当に震えたことを覚えています。
そして、チラムネはまだ後半が始まったばかりなのに同等レベルの衝撃です。
本当にすごい作品だと思いました。えっっっっっぐ!としか言えません本当に。
僕としては推しの明日姉に大活躍してほしいところですが、今回は男子たちも含めてみんなが活躍していたように思います。
活躍、、、うん、まあ活躍?と言えるのかな?
ただし、とあるキャラクターの出番はやけに少なかったように思います。
誰かは言いませんが、おそらく藤志高祭編の後半でもう少し活躍するのかもしれません…。
が、もっと活躍しそうなキャラが出て来ました。これも誰かは言いませんが、もう朔がサブキャラのように感じて来ました……笑。
とにかく半端なかったチラムネ7巻。
”あとがき”では7巻の誕生秘話的なものも語られ、朔のリアルくらい充実していました。
いや、最近の朔は悩んでばかりのような気もするけどね?
と、いうわけでここからは、ネタバレありでより詳しく書いていきます!
後半の衝撃がすごいので、ぜひ初見で読んでみてください!(まあ流れを知っていても、文章とか文体自体で十分衝撃を感じると思いますが…)
始まる二学期。メインイベントは青春の王道、学園祭!
ここからはあらすじと被る部分もありますが、より詳しく書いていきます!
変化する夕湖、戻って来た日常を喜ぶみんな
さて、冒頭のカラー絵にもありましたが、二学期が始まって夕湖は自慢の髪をばっさりと切って来ました。
さらに変わったのは見た目だけでなく、性格的にも以前より遥かに大人びて見えます。朔とのやり取りも1巻の頃とは別人のようです。
夏休みにはチーム千歳崩壊の危機でしたが、どうにか取り戻した日常。
朔はささやかな日常を喜びます。確かに、戦いの後の緩やかな停滞が漂っている気がしますね。
ヒロインズも、今の関係、普通、距離、偽物が続くことを願っています(順に、陽、優空、明日姉、七瀬)。
ここで夕湖の視点がないことも、夕湖のポジションの特殊さを感じさせます。もうあの頃には戻れない…。
体育祭の応援団、クラス演劇の『白雪姫』
あらすじでも書いた通り応援団へと立候補した朔たちですが、同時にクラス演劇の白雪姫にもキャストとして出演することになりました。
王子はもちろん朔で姫は夕湖、毒リンゴで有名な魔女(妃)は七瀬です。
白雪姫に関しては6.5巻の七瀬のモノローグで登場していたので、繋がりを感じられます!
にしても、ここでのヒロインポジはやっぱり夕湖なのね、って感じです。
「演劇」が書けなくて、黒板に「演げき」って書いているところ可愛い笑。
あと、こういった行事に積極的でない人は美化委員や記録委員に入るという話で笑ってしまいました笑。
高校時代は文化祭の美化委員、どうも俺です。
新キャラ、望紅葉参戦!いろはすを思い出すが…。
「さあ、祭りの準備を始めよう。」
朔のモノローグによって体育祭の応援団の活動が始まります。
新キャラにして重要キャラの望紅葉(のぞみくれは)も登場するため、ここからが本格的な7巻のスタートだと言えるでしょう。
紅葉は七瀬にも負けない美少女だけど、真面目で無邪気な、妹みたいな子です。
次に応援団として行うダンスを決めることになり、チーム千歳に各学年代表の明日姉&紅葉を加えて「オレボステーション」で話し合いをするシーン。
青組であるみんなは青→海→海賊ということで海賊をテーマにしたダンスをすることになります。
個人的には海賊の色って赤な気がしますけどね笑。(Ahoy!我ら千歳海賊団!)
そして、やはり誰もが「紅葉には何か下心があるのでは?」と思うでしょう。
ここら辺までの印象は俺ガイルのいろはすに似ているかな〜と思いましたが…。
しかし、女子から言い寄られるのには慣れている朔も、勘のいい七瀬も、紅葉は無邪気な後輩だと感じます。
こーれはめちゃくちゃ信頼できますね、特に朔に関しては、色々な場面で敏感さについて語られて来ました。
その朔が下心に気づかないとは考えにくいところです。
ともあれ、ダンスについて集中して決めるため、夕湖の家で合宿をすることになります。
出航〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
久々の王道リア充展開。夕湖の家で合宿だ!
思い返せばチラムネは、主人公がリア充陽キャだという点で特殊な話でしたね。それを強く意識していたのは1巻だけでしたが…笑。
ですが、今回は久しぶりにそれっぽいことになります。夕湖の両親が家を空けるため、合宿をすることになったのです。
これはリア充陽キャだわ笑。
過去最高クラスに好きなエピソードです!
合宿編はかなりページ数も多く、非常に充実した内容でした。
これ以上に好きなエピソードは明日姉と東京に行った時など、ごく限られています!
で、明日姉は東京行きの時と同じ格好をして来ます。嫁、参戦!!
そして気になるダンスの方向性は、海賊らしく武器を取って殺陣をやることになります。
武器を持つとテンションが上がる”男子”陣と呆れ気味の”女性”陣の差が面白かった笑。
もちろん僕もテンション上がりますよ、スターバースト・ストリーム!
各ヒロイン同士の会話も多くあり、良い関係だ;;という感想を抱くはず!
泊まりがけのイベントでの定番ですが、普段はあまり話さない2人が話している場面が多かったです!
お互いが恋のライバルでありながらも相手を尊重している部分があり、チーム千歳+明日姉という関係自体が良いな〜と思いました。
ちなみにアニメイト特典は合宿中の夕湖と明日姉の会話でした!
みんなの明日姉の印象と実際のギャップがちょっと面白かったです笑。
あとは、健太ですよ!最初はあんな感じだったのに、お風呂上がりの美少女たちに混ざって話しているところとか、完全に別人です。
健太っちーお前、変わっちまったな……
こうして和む面がある一方で、(朔も含め)みんながみんなに置いて行かれていると実感する場面も。
正直夕湖は(恋愛に限らず)一歩先を行っている気がしますが、他のみんなは(恋愛に限らず)平行線では?
注目の紅葉。無邪気な後輩かと思いきや、意味深な発言も多い?
そして、合宿中でもポイントになるのが紅葉です。
ダンスで朔のペアに立候補したり、優空が作ろうと思っていた朔の衣装を作ると言ったり。
ヒロインズは無邪気な後輩の行動を微笑ましく思いつつ、ちょっと嫉妬、そんな自分に自己嫌悪を3点セットになります。
夕湖だけは他の面々と異なる純粋な感情を抱いており、やっぱり1人だけ前に進んでいる感じがしますね。
こうした紅葉の行動は、朔が誰か1人に肩入れしないためのクッションのようにも、噛ませ犬のようにも見えます。
朔自身もダンスのペアが後輩である紅葉なのは気楽だと考えていて、戻って来た日常にはふさわしい…のかな?
一方でやけに意味深なシーンや、朔と紅葉が2人きりになるシーンもありました。
夜の買い出しに朝の散歩と、新キャラである紅葉にスポットライトがあたりつつ、なんか不穏な気配がしました。
こうして見ると紅葉は朔のことが好きなのでは?と思いますが、百戦錬磨(?)の朔と七瀬が疑っていないというのは妙なんですよね〜、これ。
怪しさはミスリードで、まさにいろはすのように場をかき乱しつつ良い雰囲気のキャラになるのかな?とも思わせて来ます。
さて、そんな合宿が終わり、、、さらにざわつく展開がやって来ます。
私たちの居場所。-崩壊-
ここからは明日姉、陽、優空に関して同じような展開が続きます。
こういった要素は朔とヒロインたちの間にある特別な絆でした。
また明日姉の言葉では「互いの居場所を尊重」、陽の言葉では「恋と友情のバランスを取っている」といった感じで、お互いが踏み込む領域というのが大体決まっていました。
しかし、そこに無邪気な顔でやって来たのが紅葉です。
朔と土手で踊り、キャッチボールは朔が驚くほど上手く、料理の腕はもしかしたら優空を越えるかもしれない。
そんな超ハイスペックぶりをヒロインたちに見せつけます。
そんな紅葉の様子に自分の立場の危うさを感じた3人は、紅葉に対して声を荒げてしまい、涙を流します…。
陽のことを目の前でみた七瀬の言うように、関係性が危うい均衡の上に成り立っているのがよく分かるシーンです。
そして同時に分かることがもう1つ。
もはやこれは言い訳のしようがないでしょう。
確かに、キャッチボールも料理も陽と優空がOKを出したこと。正直ヒロイン3人が勝手にキレただけと言っても過言ではありません。
確かに、次の日には3人が朔と紅葉に謝り、事なきを得ます。
確かに、紅葉はあくまで、朔やみんなのことを思った行動をしているように見えます。
が、でも、しかし!だけど!
明らかに紅葉は…ただの無邪気な後輩ではない…。
七瀬悠月VS望紅葉。-対決-
明日姉の話を聞き、陽と優空の事件を目の前で見た七瀬は、僕らと同じく、1つの結論に至ります。
「こいつは意図的に私たちの居場所を踏みにじっている。」
戦いの時間だ。互いに剣を向け合う七瀬と紅葉。
七瀬は「朔と駅前のカフェで打ち合わせをする」という嘘をついて紅葉を釣り、そして屋上で対峙する紅葉と七瀬。海賊の殺陣のように、剣を抜きます。
「今度は私の番、ってわけ?」
七瀬かっこいい!流石だぜ!やっちゃってくだせえ!
紅葉の被害者3人とは違い、七瀬と朔の間に特別な絆(居場所)はありません。
それは悪いことではなく、七瀬は前半のモノローグで「特別な絆がないことは、特別な理由がなくてもそばにいられることの裏返し」だと肯定的に捉えています。
章タイトルの『私たちの居場所』が明確になっていないからこそ、逆に弱点がないように感じます。
なんて、そう思っていた時期が僕にもありました。
紅葉は、「私たちを、どうしたいの?」と聞いた七瀬に対し、
「そこで千歳を、と言えないところがいまの悠月さんたちと夕湖さんたちとの距離だと思いますよ」
と答え、まず1ダメージ与えます……。
馬鹿な…紅葉は七瀬たちの一枚上を行く存在だった……
思えば紅葉はその本性を隠し通し、朔にも七瀬にもほとんど気付かれていませんでした。
朔と七瀬の一枚上を行く。そんな強敵を相手に、簡単に勝てるはずがなかった、そういうことです。
紅葉を突き動かすものは純粋な恋心であり、朔に嫌われても、朔を傷つけることすら構わないと言います。
好きになったきっかけは単なる一目惚れ。それでここまでやるとは、恐ろしい子…。
一方の七瀬は、紅葉が千歳のことだけは頑なに「先輩」呼びすることに違和感を感じていたようです。が、多少の疑惑程度は覆す紅葉の無邪気さによって、完全に騙されてしまいました。
「先輩」呼びだけはいろはすと一緒か…って、結局それ以外は全然違ったわ!
そして、紅葉の強さは圧倒的です。互いに剣を向けつつも、結局相手を切れたのは紅葉だけ。
七瀬と朔の間に特別な絆がないことを突き、心の奥底では”一方的に助けられただけであること”を気にしていた七瀬に強烈な一太刀を食らわせます。
弱点が無さそうなことが弱点だった……。そして、
「ナナさん、本気にもなれない女には負けません」
コートネームをバスケ以外の場面で使うのは”喧嘩を売る時”。そう聞いていた紅葉が「ナナ」呼びするということは…。
「先輩の憂鬱なんて、私が撃ち抜いてみせますから」
見開きで右ページに目がやばめの紅葉、左ページには涙を流す七瀬。
完全に叩きのめされてしまいました…。
紅葉の初登場シーンで、朔がその容姿を七瀬と比べているのが印象的でした。
なんで夕湖とかじゃないのかな〜と思いましたが、この対決への伏線だったのかな?
私の本気 -覚醒-
七瀬は紅葉に対して完敗でした。でも、それで終わりではありません。
部活にやって来た七瀬は、覚醒していました。
まるでバトルものみたいな話ですが、覚醒以外にピッタリくる言葉がありません。
無意識のうちに自分にかけていたストッパーを外し、明らかに異常な気配を見せる七瀬。
ちょうど来ていた、北陸ナンバーワンとも言われる東堂舞との1 on 1に勝利します。
もはや待っているシンデレラ(演劇は白雪姫、七瀬は魔女役だけど)ではありません。迎えに行く王子様です。(Stellar Stellar参照)
チラムネ7巻の感想まとめ
いやーーーー、すごい話でした。ざっとポイントをまとめると、以下のような感じでしょうか。
こんな感じですね。今回は学校祭編の前編?なので、後編が本当に楽しみ!
とにかく紅葉が目立った巻。新キャラなのにぶっ飛ばしてくる
何回か紅葉といろはすが似ていると書いて来ましたが、全体を読んだ印象としては「全然違ったわ」ですね笑。
「またしても何も知らない千歳朔さん」に対して(何も知らないは言い過ぎですが)、「何でも知ってる望紅葉さん」だったのはチョット怖い。
ハイスペックですし、一度聞いたことは全て覚えていそうです。まあそれはいいんですよ。好きな人とかその周りのことは覚えやすいってことで。
でもなぜ、普段の”朔が女の子に対して線引きする”と知ってる?
朔兄呼びに関しても、ん?と思いましたし、ザワザワザワっとします。
でもでも、なぜか嫌いにはなれないんだよな〜。明日姉を泣かせたのは有罪だと言いたいですが…。
ここで考察厨としての考えを1つ。
応援団のダンスではストーリーを表現するのですが、それの最後は「和解の踊り」です。
最初は「勝利の踊り」という案も出ていましたが、最終的に和解になりました。
これはなんとなくVS紅葉の結末を暗示しているような気がします。
表紙になってるキャラだし、敵対したままぶっ飛ばして終了は考えにくいかな?と。
色々な要素が伏線にしか見えない…
次がこれです。なぜかすごい伏線を意識してしまいます。前回の白雪姫→今回の演劇という繋がりがあったからかな?
「和解の踊り」の他にも、それこそ演劇の話が気になりました。『白雪姫』をどうアレンジするかに難航しているらしく、7巻では何も明かされませんでした。
これも何らかの伏線、具体的には七瀬覚醒後だからこそ成り立つストーリーになるのでは?と思いました。
単純に考えたら、妃(魔女)が活躍する気がしますが…。下手したら妃と結ばれちゃうとか?
「色」をイメージさせるシーンの多いチラムネ7巻!
次にこれですね。学校全体を赤、青、黄、緑、黒に分ける仕組みで、朔たちは青組です。個人的には黒が好きですが、この時点で色を意識させています。
まあこれはモデルとなった藤島高校で実際に行われている行事の通りですが…。
明日姉の、君と同じ色に染まりたいという発言もそうですね。
他にはやはり紅葉でしょう。読み方が「くれは」なのも、「くれないのは」って感じがして色を連想させます。
そして、屋上での戦いの時に言った、
「全部ぜんぶ私色に染め上げたいです」
が一番ですね。1周目にこの台詞が印象に残り、読み返した2周目で色に関する話が多いな、と思いました。
覚醒した七瀬、不動の夕湖。紅葉を切るのは果たして…。
そして最後がこれです。
七瀬の覚醒はもうね、テンションマックスで本当に震えました。チラムネ名シーンランキングの上位に食い込むことは間違いなしです。
しかも北陸ナンバーワンと言われている相手に勝つって……。
あと最後の挿絵もやば過ぎました。もうね……(語彙力喪失)
この流れでは次回の主人公は七瀬のような気がしますが、逆に動きのない夕湖も気になります。
夕湖のモノローグはないものの、純粋に朔を想う気持ちが一番ではあるようです。
しばらくは夕湖はこんな感じなのか、紅葉との間で何か行動を起こすのか(七瀬とかに討伐された時に手を差し伸べる的な)?
めちゃくちゃ続きが気になるところで終わりましたが、次回はいつになるでしょう。
チラムネ8巻を楽しみにしつつ、もう1回読み返そうかと思っています!