SAOプログレッシブ4・ネタバレ感想【昏き夕闇のスケルツォ!!!】

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『昏き夕闇のスケルツォ』開幕!そしてボス戦は……「ベータと……名前もぜんぜん違う……」

著:川原礫/イラスト:abec
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みなさんこんにちは、ひじきです。
とうとう『劇場版ソードアート・オンライン -プログレッシブ-昏き夕闇のスケルツォ』の公開まであと2日というこのタイミングで、一足先に小説版の内容&感想について書いておこうと思います!

節目となる5層に到達したキリトとアスナ、他多数。
遺跡がテーマの5層は暗がりや地下といった危険な香りのする場所ばかりで、ベータ時はPKが沸いていたようです。

果たして、それはベータの時だけでしょうか…?

未来のラフコフであるレッドプレイヤーたち、そして大迫力のボス戦。非常にSAOらしい話が連続する第4巻、『昏き夕闇のスケルツォ』です!

途中からはネタバレありで書いていきますので注意!

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『SAOP4巻』ネタバレなしのあらすじと感想

それではまずは、簡単なあらすじと感想です。こちらはネタバレはありません。

美しい景観が広がっていた4層を突破したキリトとアスナだったが、5層は地下ダンジョンが広がる陰気なフロア。

そこでアスナは、大きな危機に見舞われる。アスナの命運は果たして…。

さらに後半では、かつてない規模のボス戦も。

キリトとアスナの関係も一歩近付く『昏き夕闇のスケルツォ』編!

というわけで、途中の展開はかなーりハラハラさせられるものとなりました。これ映画館で初見だったらもう心拍数がマッハになりそうです!

まだ小説を読んでいない場合は先に劇場版を見る、というのもかなり良さそうですね。その後はぜひ小説も読んでいただきたいところですが。

『星なき夜のアリア』は小説と映画の違いも含めて楽しめる作品だったので、間違いなく今回も一緒のはず

そして最後のボス戦!これは1層を超える面白さだったと思います。既に予告編も公開されていますが、こいつですね。ボス戦の仕掛けについても楽しめるものとなっていました!

それではここからはネタバレありで、

  • アスナを襲った危機
  • ボス戦
  • SAO本編との関連
  • キリアスの関係性

について書いていきます!

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地下ダンジョンで、アスナ絶体絶命!

これは本当に恐ろしい展開でした。最終的には大丈夫だろうというのは分かっていても、それでもヒヤヒヤしました。

おおまかな展開としては以下の通りですね。

アスナ絶対絶命への軌跡
  • 情報屋《鼠のアルゴ》がダンジョン内にずっと留まっているらしい
  • キリトはアルゴを探しに行く
  • アスナはそれに気付いてキリトを追う
  • ダンジョンのトラップに引っかかり合流失敗
  • 愛剣シバルリック・レイピアをモンスターに取られる
  • ラフコフの密会に遭遇
  • 剣を奪ったモンスターがラフコフに倒され、アスナの剣を奪われる
  • 終わった……そもそも気付かれたらヤバい

という感じです。もう泣きっ面に蜂どころの騒ぎではないですね。

ちなみに密会していた2人は、2巻でキリトを殺そうとしたモルテ、そしてジョニー・ブラックです。2人の話ではヘッドがいるらしく、多分そいつがPoHでしょう。

2人に見つかったら殺される可能性もある、でも剣を奪われたまま。そんな大ピンチに現れたのは……

湧水の小部屋の向こう側、ダンジョンの北側へと続く通路の暗闇が水面のように揺らめき、黒衣の人影が音もなく滲み出た。

(中略)

新たに出現した三人目がまとう、黒革のロングコート。背中に斜めがけにされた優美なデザインの長剣。少し長めの黒髪の下で鋭い光を浮かべる、闇よりも濃い色の瞳。

そう、もちろんキリトです。相変わらずカッコ良すぎる状況ですが、アスナも救われてばかりではありません。背後からラフコフを脅かして、剣を取り返すことに成功します……良かった……。

このシーンは緊張感が非常に伝わってきましたし、おそらく映画館で見た場合の臨場感も半端ないことでしょう。

超少人数で挑む、節目のボス戦!

途中の経過は省きますが、なんと今回のボス戦はたった12人で挑むことになります!
しかもアインクラッドにおいて5の倍数の層は強力なボスがいるにも関わらず。です。

なんとなく二刀流解放シーンを思い出しますね

さて、今回のボスは『フスクス・ザ・ヴェイカントコロッサス』、巨大なゴーレムです。
ボス部屋が丸ごとボスになっているような感じで、地面や天井から手足による攻撃を行います。

フロアの床にあるラインを踏むと攻撃されるという単純な仕組みであり、精鋭たちは着実にHPを減らしていきます。が……なんと撤退するための階段がボスの口になるというトラップが!

このシーンの緊迫感もすごかったですが、プログレッシブ編のみ登場のキャラたちの奮闘によってどうにか危機を脱します。

そして最後は、壁走り(システム外スキル・ウォールラン)からの《ホリゾンタル・スクエア》によってボスを撃破します!

本当にキリトが強すぎる! アスナも同じですが、直接戦闘力も頭脳も完璧です。ちなみにウォールランが本編で出てきたのは、例の通行止めのシーンですね。

あと余談ですが、『システム外スキル』って言葉自体が本当にかっこいいです。

もう少しで劇場版が公開されるわけですが、予告を見ただけでもボス戦が神だろうというのは分かります笑

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本編との関連、リズ(の影)が登場!

ボス戦に参加した新キャラの装備を作ったのは、なんとリズです。前回もリズらしき人の描写はありましたが、今回はシルエットの挿絵までありました!

SAO以前のネットゲーム経験はそれほどなかったようですね…。
確か去年の特典でそこら辺の話があった?ような気もしますが、いつか本編でも語られる日が来るといいですね!

さらに近付くキリトとアスナの関係!

今回はキリトとアスナの距離感が(物理的にも)近付いた回だったと思います。なんか抱き合ってたりボス戦前に手繋いでたりね。

1層からは想像もつきません。

本編からは容易に想像できます笑

キリトが自らを強化する理由

今回、キリトはアスナに生き延びてほしいという望みを強く意識します。そのために自らも強くなるのだ、ということですね。
キリトは「強くなれる理由を知った」というわけです。それは紅蓮花だけど…。

モルテたちを見つけ、シバルリック・レイピアを持っているのに気付いた時も、

「黒マントたちが彼女をPKしてレイピアを奪ったのだと考えずにいられなかった。HPバーはデータの同期が遅れているだけで、もうすぐ音もなく消滅してしまうのだと想像し、全身が激しく震えた。」

これがいずれ実際に起こるとは、、、というのも思いましたね。

会話がもう、キリトとアスナ

いやキリトとアスナの会話なので当たり前だろって感じですが…

アルゴとはフレンド登録していたキリト
アスナの反応は「ふううぅぅぅぅ〜〜ん」ww。おいおいおい、可愛いなおい!
自分からフレンド登録しようと言い出さないのも、ツンデレ感が出ていていいですね笑。
ボス部屋へ偵察に行くキリトに対して「気をつけてね」とささやき、キリトは「ああ、大丈夫。すぐ戻る」と答える。
この感じはイチャつきというより、”キリアス”ですね。実際こういう場面で”すぐ戻”ったことは、シリーズ通して何回あるのか…という気もしましたが。
なぜギルドに入らないか聞かれて、キリトは「リンドとキバオウが、俺とアスナが別々じゃないとギルドに入れないとか言ってるからだ。」と言う。
そういうアレではないのですが、当然、周りはザワついてしまいました笑。アスナも「い、いきなり何言い出すのよ!」と喚きます笑。

暗め(昏め)の雰囲気とのバランスを取るためか、こういうシーンが多くありました。これも映画で(以下略)

現れたPoH。キリトたちの戦いが始まる…。

そしてラストシーン。大変なボス戦も終わり、新年が始まるという時のことでした。なんとPoH(仮)がキリトの前に現れます。

「イッツ・ショーウ・タァーイム」

PoHはここが圏外だと偽って本当の圏外に誘導しようとしますが、キリトはどうにか嘘を見破り、事なきを得ます。

ここがキリトとPoHの初接触、アリシゼーションへ繋がる因縁の始まりです。と言うか、多分まだ生きてると思うのでいずれまた出てくることでしょう…。

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SAOプログレッシブ4巻まとめ|映画楽しみ!

それでは今回のまとめです。が、その前に印象に残ったかっこいい台詞を紹介します。ディアベルについての話ですね。

騎士のフェアネスはキバオウが引き継ぎ、ヒロイズムはリンドが引き継いだ。そして俺に渡されたのは……同じ元βテスターとしてのリアリズムだ。

これ超カッコよくない????

というわけで、最後にまとめです。

SAOプログレッシブ4巻の感想まとめ
  • 少人数によるフロアボス攻略という、キリトらしい展開
  • PoHがキリトの前に登場
  • 映画との共通点/相違点が気になる!

こんな感じですね。特に映画との関連については非常に楽しみで、まじで映画が待ちきれません。あと2日……!

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