『天使様』真昼の過去を振り返る短編集！
ポチップ
みなさんこんにちは。周レベルで努力を重ねたい、どうもひじきです（ほぼ無理）。
今回は『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8.5』短編集です！
時系列的には、だいたいの話が周と真昼の交際開始後となります。
前回は交際前だったので、短編集のいちゃつきレベルが上がって素晴らしい……
また、短編集とは言え完全にバラバラな話というわけではありません。
表紙にも描かれている真昼の日記を中心として、真昼の過去やメンタリティが分かる巻となっています。
若干ではありますが、章間で関連があるのも良かったです！
それではお隣の天使様8.5巻です！
あらすじとネタバレなしの感想
真昼には幼い頃から、「日記をつける」という習慣があった。まだ周と出会う前の日記は、楽しいものでは全くなく、、、
- まだ親に期待していた幼少期
- 人間関係についてシビアで、早く大人になりすぎた小学校
”真昼”の名とは正反対の暗い時期だったものの、ハウスキーパーの小雪は真昼の唯一の味方だった。
真昼の過去を知り、周との未来を見守る短編集！
はい、というわけで今回は短編集であり、本編の補完となる話が中心となります。
名前は出ていたが謎に包まれていたハウスキーパーの小雪さん（回想シーン）や、真昼がずっと敬語を使っていることについてなど、気になる話が続々と登場しました！
8巻冒頭のあの夜に関する追加情報も……？
今回はそこまでネタバレ要素はありませんが、特に最後の挿絵などはぜひ実際に見ていただきたいものとなっています！
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『天使様』をより深く知る、いくつかの短編
さて、何回か書いている通り、8.5巻では表紙の日記がキーとなる短編がいくつかありました。
短編集ということで表紙にはさほど意味がないと思っていたので、結構「おお〜〜」と思いました！
あくまで様々な時系列の話が混在する短編集でありながら、各話の間につながりを感じられる仕掛けで、自分好みです。
真昼に大きな影響を与えた、ハウスキーパーの小雪さん
今回の短編集で印象的だったのがハウスキーパーの小雪さんですね。
真昼の正の面に大きな影響を与えていることが分かる内容となっていました！
小学校時代の真昼は非常に荒んでいましたが、小雪さんがいてくれたからこそ純真さを失わなかったのでしょう。
ちなみに小雪さんに関しては挿絵も登場しており、今後は本編でも登場する可能性があるかも？と思います。
なぜ真昼はずっと敬語なのか？
ずっと疑問に思っていた、なぜ真昼は周に対しても敬語なのか問題。
この話もようやく登場しました。
今回の短編集全体に言えることではありますが、暗い理由と、小雪さんが関わる理由の2つがありました。
周に対しても敬語を貫いているのは、単なる癖ってことですね。
さらにこれで終わりではなく、敬語を外したセリフも1つだけ登場します！！！
「……あまねくんが、だいすき、だよ」
これは時が止まりましたね、、、
この後もいちゃついてるので、ぜひ読んでみてください！
8巻冒頭”あの夜”の話
さて、あと気になっていた話といえば8巻冒頭の夜の話です。
今回の短編の1つは、あの夜を真昼視点で描き直す内容となっています。
今までに読んできたラブコメは付き合って完結という作品が多かったため、こういったところに踏み込んでいくのが珍しく感じます……。
天使様という作品の雰囲気からすると意外なような気もしますが、最近のラノベの流れなんでしょうか？
あと、結局何があったのかも概ね察しました。流石にその直前のシーンからページをめくったら翌朝でしたが……。
一応言っておくと落丁ではないです笑。
本編であった出来事を真昼の視点から書き直す、ということ自体が短編集らしくて良かったです！
シビアな性格を隠す3人：門脇と父と真昼
今回の短編では周が登場しない話というのも結構あり、その中でも印象的だったのが門脇＆真昼の話と、周の両親＆真昼の話です。
出かけた先で門脇に会った真昼は、自分と似ていて油断ならないという感想を抱きます。
僕の過去記事を見てもらえると分かりますが、門脇は敵だと思っていました。
結局いいやつではありましたが、天然ってわけでもなさそうですね。そもそも真昼のこと好きだったんだっけ？
また、周の両親が登場する話では周の父親のサイコパス感が分かります笑。
周が地元を離れるきっかけとなった事件について、裏で色々なことを調べていたようですね……。
穏やかな雰囲気だからこそ、より一層やばさを感じてしまいます。
周と真昼の圧倒的成長力
短編集の内容というよりシリーズを通した感想ですが、周と真昼の努力量がエグくてもうすごいです（語彙力）。
Twitterの感想でも「自分比較して云々」というのを見かけましたが、まさにその通りです。
「圧倒的成長」とか言うと意識高い系っぽいですが、まじで圧倒的成長できる努力ですね。
定期的に天使様を読んで、この2人の頑張りを思い出したほうが良さそう……。
この記事を書いているのは大学3年の夏休み終盤ですが、この夏休みのどのくらいの時間をYouTubeに費やしてしまったでしょうか……。
8巻を読んだ半年前に”筋トレを継続する”という目標を立てた僕。
もう1回この目標を立て直します笑。
『お隣の天使様』8.5巻・感想まとめ
それでは今回のまとめです！
『お隣の天使様』を読み始めたのは約半年前。 その時は1巻から8巻まで一気に読みましたが、久しぶりに読むと天使様シリーズの特徴が改めて分かり、非常に楽しめました！
半同棲ものブームの火付け役（多分）である『お隣の天使様』シリーズ、不思議な魅力がありますね。
次回は第9巻、本編で始めた周のバイトの行方も気になります！
ポチップ
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