ロシデレはラブコメですか? いいえ、頭脳バトルです。
みなさんこんにちは。頭脳バトルもラブコメも好き、ひじきです。
今回紹介するのは『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん5』です!
4巻のラストでは政近の初恋の相手がマーシャさんだったことが判明、さらに短編集の4.5巻ではマーシャさんは政近との思い出の公園によく通っていることが判明しました。
もうこんなんマーシャさんルート確定やん!
と思いながら読み始めた5巻でしたが……まあ全然そんなこともありませんでした。
流石にマーシャさんとの関係がこれまで通りとはなりませんが、ちゃんと(?)アーリャといちゃついている場面もあります。
ごめんけど、完全にハーレムルートにしか見えないんですが。
それはさておき、今回は学園祭編となります!
アーリャたちがバンドを組んだり、アーリャと有希のクイズ対決があったり、明確な悪役が登場したりと、充実した回でした!
特にクイズはかなり頭脳バトルものっぽい雰囲気があり、ロシデレらしい雰囲気を感じられました!
それではロシデレ5巻、後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
「まー、ちゃん?」
「うん……わたしだよ。さーくん」初恋の相手がマーシャだったと気付いた政近。マーシャはアーリャの気持ちにも向き合って欲しいと言い、一歩引いた姿勢を見せる。
ラブコメ回かと思いきや、その後はアーリャを中心としたシリアス寄りの展開が続く。そしてロシデレ初の明確な悪役も登場……!?
今回はやっぱり最初から印象的な展開でした……。
プロローグは政近とマーシャさんの出会いのシーンから始まりましたし、その後は当然ながら4巻の続きとなるマーシャさんとの会話が描かれます。
僕がロシデレで最も好きなキャラはマーシャさんですが、もう今回でそれが確定しました。もう本当に、報われて欲しいです。
まあ、政近は全然アーリャといちゃついてるのですが。中盤以降は学園祭編となり、アーリャがまさかのバンドボーカルとなります。
さらにクライマックスではアーリャと有希のクイズ対決。ロシデレの頭脳バトルっぽい面が存分に発揮されました!
ここからはもう少し詳細な感想に踏み込んでいきますので、ネタバレ注意!
ごめんこれはマーシャさんが最推しです
さて、まずはやっぱりこれですよ。政近の初恋の相手の正体がマーシャさんと判明しましたが、その伏線はきちんと張ってあったんですよね。
1巻でマーシャさんと会った際、突然マーシャさんがロシア語で話しかけてきたり、政近の下の名前を聞いて表情を変えたり。
その後の彼氏がいるという発言や髪色が違うという話で混乱はしましたが、答えは最初から存在していました……。
さらに今回のマーシャさんは一味違います。
「うん……好きだよ? ずっと好き。」
さらには政近の左頬(偶然か必然か、アーリャとは逆)に、、、?!
いやもう加速が凄すぎる。
これはもう恋の暴走機関車ルートです、か…。

と思っていた時期が僕にもありました。
マーシャさんは政近のこともアーリャのことも見透かしており、アーリャの気持ちに向き合って欲しい、その上で考えて欲しいと言います。
政近もアーリャも大切に思っているからこそ、自分は一歩引くということです。
いやもう、これは流石に最推し確定です。。。
・過去に主人公と関わっていたという特別なポジション
・メインヒロインと対を成す関係性
・普段はポンコツなのに実はシリアスなお姉さんキャラ
僕の好きなキャラクターの要素が全て詰まっています。
ちなみにここで有希について一切触れていないのは、政近の妹だと知っているからでしょうか?
あるいはその観察眼で政近と有希の間には恋愛感情がないことを見抜いているのか。どちらもありそうです。
アーリャがバンドのボーカルに??
さて、冒頭ではマーシャさんが大活躍でしたが、5巻のメインテーマはラブコメとは少し離れて学園祭となります。
ろしでれ!
まずはアーリャたちのバンドですね。
政近の親友である毅と光瑠はバンドを組んで学園祭に出場する予定でしたが、他のメンバー間での恋愛のもつれによって解散。
政近は谷山、乃々亜、アーリャに協力をお願いし、即席のバンドで学園祭に出ることに。
元々は孤独なソロだったアーリャですが、徐々に他の人とのコミュニケーションを取るように。
これには政近も後方腕組みです。
まあそれはいいのですが、気になるのはそもそも友人たちのバンドが解散したことです。
バンドメンバーを知っている政近はその経緯に強い違和感を覚えており、明らかに何がありそうな予感です。
何かって何って感じですが……これがよう実なら裏取引とかあるところですが。。。?
互いに嫉妬?する政近とアーリャ
お前、マーシャさんという運命の人がいながら……。
政近とアーリャがお互いに嫉妬する様子も描かれました。
バンドの練習でアーリャたちが名前やあだ名呼びに移行した際、不覚にもめちゃくちゃ嫉妬してしまう政近。
お前(以下略)
一方のアーリャは政近の人脈や”中学時代の政近を知る人たち”を目の当たりにし、
本当は、政近がアリサに釣り合っていないのではない。アリサが、政近に釣り合っていないのだ。
と感じます。
いや〜これはロシデレらしいですね。
特徴的なタイトルと最高の表紙イラストで釣りつつ、表紙の完璧(そうな)美少女以上に主人公のスペックが異様に高い。
マーシャさんの不穏な発言は一体……?
またもやマーシャさんの話になってしまいますがもう一つ、なんか不穏そうな要素がありました。
生徒会室で眠っていた政近に対して、自分はお人好しでも自己犠牲的でもない、全然優しくないと言うマーシャさん。
そして放ったロシア語が、
“アーリャちゃんとあまり上手くいってないんじゃない…?”
”今にわかるわ、アーリャちゃんの隣にいることに耐えられなくなるから”
…………………………。え?
ぶっちゃけ僕はロシア語を1mmも知らないので、この翻訳はAIに手伝ってもらってはいます。
ただしChatGPT、Gemini、Claudeを全て使用して確認しているので、ニュアンスは合っているはずです。
一応後半のセリフは「ドキドキして隣にいられなくなっちゃう」みたいなポジティブな意味もワンチャンあるようですが、ネイティブの発言として考えるとその可能性はほぼないようです(作者が意訳したかもというくらいの可能性)。
文脈的にもネガティブな台詞だとは思いますが、マーシャさんがこんな発言をするのか……???
ぜひみなさんにもここを読んで自分の目で確かめていただきたいシーンでした。
まあこんなシリアスな雰囲気を出しつつも、危うく政近にキスしかけ、それをアーリャに見られそうになっているのですが。
さらに学園祭会議前にも政近とマーシャさんがコソコソ話し、アーリャに睨まれる場面が。マーシャさんは当然気付いていますが少し笑うだけ。
なんか、いかにもラノベっぽい展開来たーーーー!
会議中にいちゃつくな(いいぞもっとやれ)
政近VS綾乃の頭脳バトル
最後は個人的に注目している頭脳バトルポイントについて簡単に触れます!
秘密の合図
まずは政近とアーリャの間での秘密の合図、そして相手の手にフリック入力して会話する超絶技術についてです。
左手で髪や頭を触りながら言った発言はブラフ、そしてフリック入力によって他の人にバレずに会話ができる、、、
これって生徒会の選挙ですよね? 命をかけたデスゲームとかではなく?
そのうちポテチの袋の中に小型の機器を入れ始めそうです。
震えるほどの頭脳バトル!
そして今回の目玉がクイズ大会です!
大会と言いつつも内容はアーリャと有希の一騎打ちとなりますが、選挙戦のペアである政近と綾乃も一部介入可能、そして配点も”一般正答率”に基づいて変動する特殊ルールとなっています。
これは頭脳バトルものが好きな方にはぜひ読んで欲しい対決でした。政近も綾乃もすごいですし、シンプルに仕掛けに驚きました。
どちらも応援したくなるような展開です。
何食ってたらこんなの思いつくんだ?
明確な悪役がついに登場
そして、ついにロシデレに明確な悪役が現れました。
桐生院雄翔(きりゅういんゆうしょう)、ピアノ王子と言われるイケメンですが、その実態は選民思想のドブ○ス。
沙也加&乃々亜に対して真っ向から喧嘩を売りに来たり、さらには副会長の更科先輩をダシに会長を脅迫……?
ぽっと出のアーリャが気に入らないだけでなく、現状は出馬していないにも関わらず生徒会長の座を狙っているようです。
「多少怪我人が出たりはするかも」などと言っていますし、6巻(あるいは7巻?)は荒れる予感がします。
ただし乃々亜に「じゅんゆーしょーちゃん」(準優勝)と煽られた際には簡単にキレており、なんか小物っぽいです。
このド○カスが準優勝だった時、アッチ側(優勝)に立っていたのが政近だった可能性もあるのか?
『ロシデレ』5巻・感想まとめ
さて、マーシャさんとの進展に敵の登場と色々な要素があった5巻ですが、最後の挿絵はやはりアーリャがロシア語でデレているシーンでした。
色々あって政近が「婚約を申し込むべきですかねぇ?」と言ったのに対して、左手で髪を触りながら
Ни за что!
と言います。意味は「絶対嫌!」的な感じですが、ブラフの合図をしながら言っているということは?
もう今回はこの通り、マーシャさんの意味深発言と頭脳バトル、そしてドブカ○桐生院雄翔です。
どれも印象に残る要素で、ここからの展開が本当に気になります!
それではまた次回!

