- ロシデレはラブコメですか?→いいえ
- 頭脳バトルものですか?→いいえ
- アクションバトルものですか?→はい
みなさんこんにちは。人生で2番目くらいに読んだラノベが魔法科高校の劣等生、ひじきと申します。
今回紹介するのは『時々ロシア語でボソッとデレる隣のアーリャさん6』です!
5巻では政近たちの頭脳バトル展開が見られ、本当にラブコメですかと思っていましたが……
6巻では頭脳バトルどころか普通のバトル展開となります!
学園祭編なのに何言ってるんだって感じですが、、、
魔法科高校の劣等生シリーズ前半のような、「学校に現れたテロリストをスーパー高校生が制圧」的なノリが見られます。
まさに『小説家になろう』出身の作品としてふさわしいと言えるでしょう。
最近はこういうのは冷笑されぎみな気もしますが、そんなん気にせず楽しんだらいいんですよ。
と言うわけで?ロシデレ6巻、後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
クイズ大会を終え、3人仲良く(?)学園祭を見て回る政近とアーリャ、有希。
乃々亜のメイド喫茶に有希の縁日風の企画、マーシャさんや更科副会長のバーなど、王道な学園祭となる。
しかし、練習を重ねたアーリャたちのバンドの出番が近付いた時……平和な学園祭を破壊する、招かれざる客たち!!
はい、今回は中盤以降の怒涛の展開がやはり印象的でした。
元々ロシデレは頭脳バトル的な要素が多いなと思っていましたが、とうとう直接的な手段(暴力)が登場しましたw。
この人たち、多分東京リベンジャーズの世界線に行ってもやっていけるだろ。
さらに前回から引き続きマーシャさんの活躍もあり、マーシャさん推しとしてはそこもポイントでした!
ここからはもう少し詳細な内容となります!
続・学園祭。メイド喫茶で綾乃がブチ切れ?
今回は学園祭の続きであり、前半は平和そのものな展開となります。
と、王道ラブコメのようです。
いやまあ、ロシデレは近年の(俺ガイルや冴えカノより一世代後の)王道ラブコメでしょうけど……。
ですが、特に面白かったのは帰った後ですね。
帰宅後、政近のことを出迎えた綾乃。
偶然にも、メイド喫茶で乃々亜と撮影したツーショットを見られてしまい……
瞬間、綾乃の瞳孔がガン開く。
(中略)真っ黒な瞳のまま、ぽつりと呟いた。
「……分かりました」
そこから”ご主人様”呼びを始める綾乃。政近が落ちつかないと言うと
「ですが……呼ばせたのですよね? わたくし以外の女性に。ご主人様と」
と言い、何やら無表情かつ小声で呪いの言葉(おそらく)を呟く綾乃。
様子のおかしい綾乃に流されるまま、マッサージ、晩ご飯、耳かき、「お背中、お流しします」、、、
主従関係はあるものの、この時ばかりは完全に政近が押されていました笑
でも最後には有希のことを2人で話して平和にエンド。シリアスあり笑いあり、なんかラノベらしいエピソードでした。
悪役になりきれない政近 & 全てを受け入れるマーシャさん
ああーーー!
またマーシャさんが、アーリャがいないところで政近の心を救ってます!
学園祭2日目、政近はある生徒を校舎裏に呼び出していました。
その生徒の名は白鳥奈央。
政近の親友である毅&光瑠のバンドのボーカルで、転校+恋愛のもつれによってサークルをクラッシュさせた張本人です。
白鳥はバンドメンバーのA君と付き合っていましたが、本当は光瑠のことが好きだったと言い放っていました。
そこに存在した嘘を見抜いた政近は白鳥のことを責め立てますが、ふと我に返り、なんで部外者の自分がこんなことをやってるんだと感じます。
まあこれは親友2人が傷つけられたという理由があるのですが、、、
政近が暴いた真実の詳細は伏せますが、恋愛のもつれだったのは本当でした。
てっきり前回登場したドブ○ス(桐生院雄翔)が関わっているのかと思いましたが。
で、またもや自己嫌悪とマイナス思考に囚われる政近。
さながら『よう実』の綾小路のようだった直前までとは打って変わって、『リゼロ』のスバル状態です。
そして、そんな時に決まって現れるのがこの人。
「久世くん?」
「な、んで? どうしたんですか、マーシャさん」
様子のおかしい政近を見つけたマーシャさん。
やはり政近はマーシャさんに対しては素直になれるようで、直前の出来事を打ち明けます。
すると、、、マーシャさんは政近のことを抱きしめ、頭を撫で、慰めます。
こういう時のマーシャさんには天然ボケの普段とは全く異なり、政近のいい所も悪い所も全てを受け入れる優しさがあります。

いや〜〜、やっぱりこういう時に来るんですよね、マーシャさんは。
他作品の例えばっかりですが、青ブタの翔子さんが好きな方には絶対に刺さると思います。
狙われた学園祭
さて、恋愛にうつつを抜かしている場合ではないです、みなさん。
前回から登場したイケメン桐生院雄翔によって、学園祭がめちゃくちゃになります。
生徒からの二つ名はピアノ王子や貴公子、乃々亜が付けたあだ名は「じゅんゆーしょーちゃん」。
そして僕が勝手に付けたあだ名はドブ○スです。“院”が付いてますからね。
アーリャたちのバンドの出番が近付く中。
慣れないリーダーを務めたアーリャ。そんなアーリャのメンタルを気遣えなかったことに反省する政近の様子が描かれ、「やっぱりアーリャともいい感じやな」と思っていたら、、、
その瞬間、ステージの方で炸裂音が響いた。
もう普通にバトルものだろ!
いたるところでところで使われる爆竹、乱入してくるチンピラたち。
なろう小説でありそうな「学園祭を荒らす連中と、それを撃退する高校生」という王道展開です!
しかも”直接的な解決策”を使うことを躊躇わないw

議論なんてそんな野蛮な…ここは穏便に暴力で…
う〜〜ん、確かに王道だけど、ラブコメの王道ではないな…?
このシーンでは乃々亜の心情についても触れられ、感情や共感性が欠如している様子が改めて描かれました。
こわっっ
政近VS桐生院雄翔
そして全てを始めた張本人である桐生院。
日本を牛耳る学園の同窓会、『来光会(らいこうかい)』の元に向かいますが、政近と相対。
そして、、、
「お前が一番得意な、ピアノで勝負してやるって言ってんだよ。準優勝ちゃん?」

来たーーーー、ダークヒーロー!!
ちなみに、前回桐生院が”会長”に電話をかけているシーンがありましたが、あれは中学時代に生徒会を務めていた別人でした。
てっきり統也のことかと思いましたが……。
あの”会長””副会長”発言はミスリードだったようです。
さらに蛇足ですが、桐生院がVIPの元に向かおうとしたのは、今回の件についてのお許しをもらうため。
VIPたちも学園の卒業生であり、生徒会長選挙のためならなんでもありというヤバめな思考回路をしています。
VIPは財政界のトップなんですけどね、、、

訳がわからないよ。
とにかく結論は、「桐生院の罪を明らかにするかどうか、ピアノ勝負で決める」というものです。
まーちゃんに捧げるピアノの音色
自信満々の様子で勝負を挑んだ政近ですが、相手は”ピアノ王子”と言われる実力者。
逆に政近は5年間ブランクがあるという圧倒的に不利な状況です。
もっとも政近の目的は同窓会との接触を防ぐことなので、既に勝負には勝っていますが、、、
そして立ち会い人のマーシャさんに向け、
「今日は……マーシャさんのために、演奏するつもりなんで」
と言い、幼い頃の”さーくん”と”まーちゃん”の約束を果たすと言います。
ピアノを弾きながら、まーちゃんのことを考える政近。
とうとう初恋に完全に決着を付けたようです。
これアニメだったら幼い頃の政近とマーシャさんが手を繋いで画面の向こう側に歩いていくでしょ!
頼むぞアニメ二期!
ちょっと寂しいですが、マーシャさんとの関係がどんどん進んでいたのも一区切りなのかな?とは思いました。
で、気になるピアノ勝負の行方ですが、、、
勝っちゃうんだよね〜〜なろう系主人公は。
『ロシデレ』5巻・感想まとめ
さて、ラストのピアノ勝負など感動的ではありましたが、アーリャ視点思うと、、、
頑張って成功を収めたライブには政近は来ないで、なんか知らんうちにピアノ対決してるし。
そもそもピアノ弾けるなんて知らないし。
アーリャにも見せない雰囲気をステージ上で見せてるし。
アーリャに音楽のセンスがあるせいで、明らかに他の女に対して弾いてると分かっちゃうし。
今回改めて思いましたが、アーリャの立場になるとぶっちゃけ最悪なんですよね。
それでも、最後の挿絵では仲直り?して、後夜祭のダンスに政近がアーリャを誘うこととなります。
挿絵に書かれたロシア語は「Хоть навсегда」、「今だけは、お姫様扱いを許してくよ?」という政近に対して「ずっとでもいいのよ」的なニュアンスです。

ごめん1個だけ言わせてくれ。
政近、アーリャにもマーシャさんにも明確な恋愛感情は抱いてないって言ってるけど、、、
なのに両方にちょっかいかけるムーブは終わってるって!!
実は政近が真のドブ○スじゃねえか!!!
次回の表紙はマーシャさんだけど、今回で初恋には決着付けたのでは??? 果たしてどうなる!


