魔法少女リロー☆デッド参上!
みなさんこんにちは。今回は『探偵はもう、死んでいる。8』です!
まとめ『探偵はもう、死んでいる。』シリーズのまとめ記事はこちら!
前回はシエスタが本当の意味で復活した時の物語でしたが、今回は回想シーンが描かれます。
中心となるキャラクターはもちろん表紙の《魔法少女》リローデッドです!
7巻の時点で車椅子生活となっていたリローデッドですが、今回描かれるのはそのエピソードです。
どういった結末となるかは分かっている(死なないが大怪我を負う)ものの、目まぐるしい展開を楽しめました!
このような点に注目の『たんもし』8巻、後半はネタバレ注意です!
あと今回は他作品のネタを出しまくっていますが、ハ○ーポッターとリ○ロ、SA○以外はにわかです、すいません……。
『探偵はもう、死んでいる8』簡単なあらすじとネタバレなしの感想
時は高校3年生のクリスマス。
シエスタが眠りについてから数ヶ月が経った頃、君塚は《魔法少女》リローデッドのペットとなる(笑)。
日本に迫る危機、”百鬼夜行”に対処する2人だったが……。
”百鬼夜行”とは比較にならない強敵の登場、そしてリローデッドが抱える秘密。
君塚は「シエスタを救う」という究極の目標に近付けるのか??
7巻から約2週間後。連邦政府高官のノエルがシエスタたちのもとへやって来ます。
そして、ノエルが持ってきたオブジェに触れた君塚は記憶の一部を取り戻し、過去について語り出します。
ハリーポッターの分霊箱みたいなもん?
その回想ではリローデッドについての話が中心となり、シリーズで最もアクションシーンが多かったと思います!
バトル系が好きな僕と同じような方には、結構刺さるはずです。
王道でありながら『たんもし』らしい急展開ばかりで、7巻に引き続きテンションの上がる話でした!
唯一の欠点はシエスタが眠ったままなことくらいか……。
《魔法少女》リローデッドと共に”百鬼夜行”を調査!
クリスマスイブの夜、シエスタの病棟へお見舞いに行った君塚。
怪奇現象”百鬼夜行”に襲われたところをリローデッドに助けられ、奇妙なパートナーシップを結ぶことになります。
クリスマスイブ、百鬼夜行……?
ちなみに君塚が百鬼夜行に襲われた理由はシエスタへの激重感情が原因だったようです。
失礼だな、純愛だよ。
冗談はさておき、リローデッドちゃん強い!
魔法のステッキに空飛ぶ靴と、完全に異能バトルが始まっています。
確かに7巻ではリローデッドが強いという匂わせがありましたが、これほどとは……。
ですが、どうも戦い方が捨て身過ぎることを不安に思う君塚。
確かにここはペインアブソーバーのあるVRMMOの世界ではないですからね。
そんな感じで君塚がリローデッドと行動を共にしているとき夏凪は、、、
「あたしの新しい助手」
大神という助手を連れて来ました。まあ正確には助手代行ではありますが。
めちゃくちゃショックを受ける君塚には笑いましたね、お互い様やん笑。
リローデッドの過去と《調律者》となった理由
元々は世界の裏側に関わる人物ではなかったリローデッド。
そんな彼女が悪と戦う《魔法少女》になったのは、復讐のためでした。
復讐の相手は《暴食》の魔人。七つの大罪の名を冠する、超危険な人型モンスターの1人です。
最初は百鬼夜行が云々という話でしたが、急に話のスケールが大きくなるのは『たんもし』らしい気がしますね。
それにしても、MF文庫で七つの大罪か……。
これは純粋な好奇心ですが、《怠惰》担当がどんな感じか気になります。
自分の過去を語った後に突然倒れてしまったリローデッド。君塚は夏凪と合流して百鬼夜行を解決しようとしますが……。
まさかの《暴食》の魔人が現れてしまいます。
この急展開、「たんもし読んでるな〜」と感じる瞬間です。
次々に現れる強敵。君塚と夏凪は危機を越えられるか?
早速大ピンチの君塚と夏凪、相手は作品史上トップクラスの戦闘力を持っていそうです。
鉄のマスク、体から生えた剣、恐竜のような口、(挿絵がないけどイメージは)努力、未来、A beautiful star……。
突然出てきた大神の目的
どんな奇跡が起こるのかと思いましたが、君塚の射撃の腕と助手代行大神さんの参戦で九死に一生を得ます。
大神さんもリローデッドと同じ復讐者だったようで、生身の人間(多分)にも関わらず魔人と渡り合います!
さらに明らかになったこととして、七つの大罪のうち色欲と怠惰、憤怒はもういないようです。
実に、実に実に実に実に……残念デスね!
明かされるリローデッドの秘密と《強欲》の魔人
《暴食》の魔人とは引き分けみたいな感じで終わり、続いては《発明家》であるスティーブンが登場します。
そこで君塚と夏凪はリローデッドの戦闘に隠された秘密を知ります。
- リローデッドには先天的に恐怖が存在しない。
- 戦闘中に痛覚遮断の薬を使っている。
だからこそ捨て身の戦法を取れたわけですね。常に、もう何も怖くないってわけか……。
さらに、スティーブンと君塚&夏凪の元に《強欲》の魔人が出現。
こいつは体中から銃を生やしています。もう銃の悪魔だわこれ。
次回のキーパーソン《吸血鬼》スカーレット
たんもしのトンデモ展開に慣れたつもりでしたが、さらにもう1つありました。
7巻でもちょろっと登場した《吸血鬼》スカーレットが東京の中心地にゾンビをばら撒き、大変な事態になります。
人工生物である吸血鬼の1人、スカーレット。彼については次回で詳しく語られるようですが……。
そんなことを言っているうちに、《暴食》と《嫉妬》、《傲慢》の魔人まで登場してしまいます。
今回はいつもをさらに越えるトンデモ展開ですね本当。
アニメ化希望!《暴食》とリローデッドの結末
最後は《暴食》の魔人を陸上競技場に誘い出しての決着となります。
風靡さんと大神さんも大活躍のアクションシーンだったため、ぜひアニメ化して欲しいですね!
それまでは自分1人の手で復讐を果たすことにこだわっていたリローデッドですが、ここではみんなの手を借りて戦います!
そして、、、、、、
復讐は果たしたものの、代償に足を動かすことが出来なくなってしまいます……。
たんもし8巻を読んで思ったのは、本当に二語十先生はキャラクターを深めるのが上手いなということです。
リローデッドの印象は「生意気なクソガキ」から大きく変化しました!
リローデッドにはシエスタが蘇った現在でも登場して欲しいところ。
君塚やシエスタたちの記憶は結局どうなったの?
さて、そもそも今回の話はあやふやな記憶について考察するためのものでした。
結論としては、8巻で思い出した単語は以下のようなものです。
ここら辺は6巻以前にも出てきた単語ですが、君塚たちは完全に忘れていたようです。
そして今回も、単語自体は思い出せてもそれ以上の内容は思い出せていません。
さらに言えば7巻のラストはかなり不穏な終わり方だったので、過去と現在の両方で事件が起こりそうな気もしますね……。
夏凪が可愛い!!!
突然IQ3くらいの感想ですが、今回は特にこれを感じました。
シエスタが眠っている間のことなので、もう夏凪の独壇場ですよ笑。
アニメ一期ではシエスタの人気が圧倒的でしたが、最近は夏凪の追い上げがすごいですね〜
なんでこれで付き合ってないんだこの2人……。
『探偵はもう、死んでいる。』8巻の感想まとめ
たんもしは1冊に内容が詰まっているので非常に長くなりがちですが、今回のまとめです!
リローデッドの話が表とすれば、《特異点》とかの話は裏でしょう。
この裏側に関する情報が失われているのが、現在の状況だと考えられます。
さて、何はともあれ次回は《吸血鬼》スカーレット回です!
果たして本当に敵として対峙することになるのか、一体どういったバックグラウンドを抱えているのか……。
期待大です!それではまた!