『ライアー・ライアー1』ネタバレ感想【学園最強主人公(大嘘)の物語】

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この学園(せかい)において、嘘は武器だ。最強で無敵の嘘つきの物語、開幕!

みなさんこんにちは。今回ご紹介していくのは『ライアー・ライアー1 嘘つき転校生はイカサマチートちゃんとゲームを制するそうです。』です!

ちょっと冒頭の雰囲気だとアイドルの話が始まりそうでしたが、もちろん違います。

実力主義の孤島、学園島(アカデミー)

個人のランクによって全てが決まる島に転校してきた主人公、篠原緋呂斗(しのはらひろと)は、ちょっとした成り行きから15万人の高校生の中で最強の存在になってしまいます。

果たして緋呂斗の命運はいかに?!

タイトルの通り「嘘」の絡む話の多い点が魅力の、頭脳バトル×ラブコメ

後半はネタバレ注意です!

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あらすじとネタバレなしの感想

実力至上主義の孤島、学園島(アカデミー)。

7段階の星システムによって全てが決まる島で、転校初日で最高ランクになった主人公、篠原緋呂斗だが……その実力は大嘘!

他の生徒との決闘(ゲーム)が推奨される学園で、絶対に負けられない戦いを乗り切る方法は……イカサマと演技。

嘘によって手に入れた最強の称号を、大嘘によって本当にする物語、『ライアー・ライアー』開幕!

さて、『ライアー・ライアー』を読んでみての感想は、「結構多くの人に刺さりそう」という感じです。理由は単純にストーリーが、

実力至上主義の、外界から閉鎖された学園。ランクはゲームによって決まる。

だからです。

何やらよ○実とノ○ノラを思い出す感じですね。

流石に主人公の雰囲気などは似ていませんが、これらの作品が面白かったという人はほぼ気に入ると思います!

まあ僕はノ○ノラをきちんと読んだことないですが…。

偽物の最強である主人公緋呂斗に関しては、最初はちょっと微妙でした。

が、それは主人公のことを大した能力がないと勘違いしていたから。

後半にいくほど「あれ?」と思うことが増え、実は強キャラなのかもしれないと感じるようになりました。

主人公以外にも、可愛いヒロインたち癖の強すぎる先輩によって飽きの来ない展開となっています。

頭脳バトルものらしく、ちょこちょこ伏線が張られていたのも良かったです。

それではここからは、より詳しい内容について書いていきます! ネタバレ注意です!

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最強の女帝(嘘)を倒した、最速最強の七つ星(嘘)

高2が始まる春。ラノベの定番とも言えるこの時期に、緋呂斗は絶海の孤島にあるアカデミーへやって来ます。

そして、島に到着して早々、誤解から島内最強の『女帝』こと西園寺更紗さいおんじさらさとゲームをすることに。

島に来たばかりのモブが更紗に勝利できるはずがなかったものの、ちょっとした偶然から勝利してしまいます!

その後は色々あった結果、学長の提案により、、、

——よう、お前ら。俺が新しい”7ツ星”の篠原緋呂斗だ。 最初に宣言しておいてやる——

俺はこれから二年間、7ツ星としてこの島の頂点に君臨し続ける。

唯一の?特技である演技によって島中を騙すことを決意します。

10秒で泣ける天才役者だわこれ…。
(あの作品の影響を受けてます、すいません)

ところが、最強の『女帝』西園寺更紗もまた偽物だったことが分かります…。

何やら急展開ですが……まあラノベの1巻はこのくらいの急展開になるよね。

偽のお嬢様とイカサマメイド。奇妙な協力関係

更紗(仮)の本名は朱羽莉奈あかばねりな

本物は誘拐されており、その影武者として人生を送っているようです。まあ偽物でも、ずっと無敗の天才だったのは事実ですが…。

そして緋呂斗と更紗(偽物)の2人は、お互いの秘密を守るために共同戦線を敷きます!

緋呂斗が1度でもゲームに負けたら、その瞬間に2人の秘密がバレてしまう、ある意味ではデスゲームの始まりです。

そしてもう1人(のヒロイン)、メイド兼協力者の姫路白雪ひめじしらゆきがいます。

まあメイドと言っても同い年なんですが…。星のランクが上の人にとってはそれほど珍しくないようです。

あ、ちなみに可愛いですめちゃめちゃ。

そして姫路はなんとハッキングのようなイカサマによって緋呂斗をサポートしてくれます!

本来の実力は雑魚?の緋呂斗ですが、イカサマと演技力、姫路の作戦によって着々とゲームに勝利していきます。

これ完全にチーターじゃないっすか……。

確かにこれは『ライアー・ライアー』ですね…今後も様々な嘘つきが登場するのかもしれません。

マントをまとった先輩と戦うクライマックス!

『ライアー・ライアー1』のクライマックスは、マントをまとった更紗の信者、久我崎晴嵐くがさきせいらんパイセンとのゲームです。

ゲームでは『アビリティ』が非常に重要という設定ですが、偽の7ツ星である緋呂斗では大したアビリティを使えません。

ここまでは演技力やイカサマ、姫路と立てた作戦によって勝利してきましたが……。

姫路たちのイカサマも効かない、以外なほどの実力者

クライマックスで立ちはだかる先輩は、その中二的な言動はさておき相当の実力者です。

イカサマ込みで作戦を考えていたにも関わらず、緋呂斗達は完全に作戦負けしてしまいます。

さらにはゲーム中に建物から転落する大怪我も……。

流石にここからの逆転は無理だろ、という状況で現れたのは更紗(莉奈)!

暇潰しに散歩をしていたら、たまたまあんたを見かけたの

そして、なんと更紗が誘拐されたという話自体が嘘だったと分かります。

ただし影武者というのは本当。

本土の学校に通いたいという更紗の願いを聞いた莉奈は、自分以外の全ての人をだますことで更紗を本土に送ったのです…。

その話を聞いた緋呂斗は更紗に共感し、久我崎とのゲームに勝利することを決意します。

今まではイカサマ頼りの雰囲気があった主人公緋呂斗。どうやら実力隠し系だったようで……

……ああ、そろそろ頃合いだろう。これまでは姫路に、そしてイカサマという簡単で確実な手段に頼りっぱなしだった。
だけど、どうやらそれもここまでみたいだ。
そろそろ本気を出さないと、この《決闘》には決して勝てない。

いやいやいや、誰??!!

姫路も加えた3人で作戦を考え、大逆転を狙います! うそ、作戦を考えたのは緋呂斗1人だけです。

なんかやけに頭良さそうなんだけど……?

最後の最後にもう1度、神様もハマるほどの大嘘をつきます!

誰も、ハリボテと、知る由もない〜〜〜🎵

ライアーたちの逆転劇

正直に言えば、緋呂斗たちは実質負けていました。

ここから逆転できた理由はほんの少しのイカサマ、そして緋呂斗の演技力です。
これまでも演技力が光る場面はありましたが、クライマックスでもその特殊能力が遺憾なく発揮されます。

二重三重の演技により、最小限のアビリティーで強敵に勝利します!

これは主人公の今後が楽しみですね……頭脳と演技によってゲームに勝利していくというスタイルなのでしょうか?

演技力というポイントはこの作品独特のものでしょう。演劇部の人におすすめです笑。

『ライアー・ライアー』1巻・感想まとめ

それでは最後に『ライアー・ライアー』1巻のまとめです。良かった点と微妙な点について軽く書いておきます。

面白かったところ
  • 主人公の武器が表情を自在に繕える演技力
  • それ以上にハイスペックっぽい雰囲気。
  • ヒロイン2人が可愛い
微妙なところ
  • 若干既視感がなくもない…
  • なぜか最初からモテる主人公。まあダメダメでモテないやつの100倍ましだけど。

まあまだ1巻なので、今後の展開に期待、といったところでしょうか。

大学生活がめちゃくちゃ忙しい(前回のブログ更新は2ヶ月前)のですが、2巻以降も読んでいきます!

ところで緋呂斗が学園全体を騙して島に残ろうとしている理由、それは初恋の幼なじみでした。

ってかその幼なじみって更紗(莉奈)です間違いなく。本人たちは気付いていないようですが…。

リ○ロで言ったら莉奈がエミリア、姫路がレムって感じでしょうか?

ラブコメ展開の方も注目の『ライアー・ライアー』、また次回!

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