よう実3年生編開幕! 綾小路はクラスを救うリーダーとして認められるのか??
みなさんこんにちは。数年間よう実を読んでいなかったけれどようやく最新刊が見えて来た、ひじきです。
今回は『ようこそ実力至上主義の教室へ3年生編1』、クラスを移動した綾小路の新たな物語が始まります!
2年生編のラストでは綾小路が堀北クラス(Aクラス)から元坂柳クラス(Cクラス)に移籍し、全く新しい展開になることを期待させるラストでした。
今回の綾小路が関わる相手は堀北クラスではなく、元坂柳クラスのメンバーで、裏切り者の橋本と変人の森下と行動を共にするようになります。
謎の存在である綾小路のことをCクラスの面々は警戒しますが、果たして綾小路は新たなリーダーとして認められるのでしょうか?

実力至上主義の教室での最後の1年が、今始まる、、、
後半はネタバレ注意です!
あらすじとネタバレなしの感想
「クラスメイト全員にまだ戦う意思が残されているのなら、大きく後退した状況を打開するための手伝いは出来ると確信しています」
堀北のAクラスからCクラスに移籍してきた綾小路。
4クラスを拮抗した状態にさせるという綾小路の目的を達成するため、3年生編が開幕!
流石に今回は退学者がどうとか裏切りがどうとか言うよりかは、”綾小路がクラスのリーダーとして認められるのかどうか”がポイントになります。
学力試験や学年末試験では活躍したものの、大半のメンバーは綾小路の凄さを知らない状態。
元々は坂柳という圧倒的なリーダーがいたクラスで、Aクラスからわざわざ落ちて来た異常者が認められるのでしょうか?
クラス内部だけでなく、各クラスのリーダーとの関わりもポイントでした。
三者三様の反応で、いずれにせよこの学年で最も重要な人物が綾小路だとよく分かります。
特に堀北は大きなショックを受けており、堀北が最推しである僕としては心の痛い回でした……。
それではここからはもう少し詳しい内容について触れていきます!
新たなクラス
まず綾小路がやって来たCクラス、元坂柳クラスですが、知り合いも少ないためまだまだ信用はされません。
綾小路を引き込んだ橋本が間を取り持とうとしますが、そもそも橋本自身が坂柳に楯突いた裏切り者です。
こういうクラスの雰囲気もそうですが、綾小路がいなくなった堀北クラスの雰囲気もだいぶ暗いものになっています。
一気に綾小路を取り巻く状況が動きすぎて、かなり憂鬱な雰囲気というのが正直な感想です。

堀北や須藤、平田と話す機会にも本性を隠さなくなりましたし……。
そして、そんな憂鬱な巻における清涼剤がスーパー変人の森下です。
2年生編の3学期から登場していた坂柳クラスの女子で、発言がとにかく面白い。
橋本に綾小路の歓迎会(?)に誘われた時にも
「やめてください。裏切り者、不人気者たちと一緒にされたら困ります。私は放課後、冒険に出かける予定があるのでこれで失礼。ドロン」
と言ったり(しかも結局来た)、龍園がCクラスに侵入して来た際には
「私が責任を持ちます。直ちに射殺を」
と言ったり、自習時間に綾小路に消しカスを投げつけて来たり。
消しカス投擲シーンには挿絵もありました。イラストレーターの無駄使いすぎるだろ。
初登場時はまた変な奴が来たな…くらいの感想でしたが、今回の憂鬱な雰囲気の中では頭のおかしい言動の数々が癒しに感じました。
まじで台詞の9割は変なことを言っているので、これは必見のキャラです!
よう実の堕天使:一之瀬
12.5巻では今まで以上に深い闇落ちと完全覚醒を見せた一之瀬。
Dクラスに転落してしまった状況ですが、
という戦略によってAクラスを目指していきます。
さらに精神的にもめちゃくちゃ強くなっています。
天沢に対して「ホワイトルーム」と言い、実際はその単語しか知らないのに、天沢から見たら綾小路が一之瀬に詳しい事情を話したかのように見せかけます。
ここはちょっとよう実の頭脳バトルっぽさを感じました。
そして問題なのが、軽井沢恵との会話ですよ。
ある朝、綾小路が通学路のベンチに座っているのを見かけた軽井沢。そこへやって来た一之瀬……。
もう2人の会話が始まった瞬間から嫌な予感しかしませんでしたが……
軽井沢に対して「どうして別れたの?」とか「見返りを求めたんじゃないの?」とか言う性格の悪さを見せます。

これ本当に一之瀬?
そして精神的に追い詰めた後、
という決定的な言葉を残していきます。
いや、これ誰?
人の心の機微を理解できる優しさを持っていたからこそ、人を傷つけることにも才能を持っていたということか……
再び試験をコントロールする綾小路
さて、今回のメインとなる話はやはり特別試験です。
全クラスが一斉に対決するわけではなく、学年末試験と同様2クラスずつの直接対決となります。
試験の内容は学力試験で、鍵となるのがクラスから選ばれる5人の生徒です。
単純な試験要素に加え、その5人の得点でも競うことになります。
もちろんただ5人を選ぶだけだと各クラスのトップ5人の対決になるため、試験の鍵となる頭脳バトルポイントが、”相手クラスの生徒を当てることで、その人の得点をマイナスする”という部分です。
つまり、相手クラスが選んだ5人を的確に当てることができれば勝利の確率が大きく上がるというもの。
2年生の3学期で橋本が裏切った試験と似たような感じですね。
クラスとしては
- 綾小路(C) VS 龍園(B)
- 堀北(A) VS 一之瀬(D)
となります。
綾小路を徹底マークする龍園の狙いは…
今回の試験で、綾小路はその実力をクラスメイトに認めさせるため、龍園が指名する5人を当てる必要に迫られます。
一方の龍園ですが……
対決は初期のAクラスと初期Dクラス。
龍園は単純な学力試験では勝ち目がないと考え、「綾小路をクラスメイトに認めさせない」つまり綾小路に指名を的中させないことを決断します。
さらに綾小路自身も5人の中に含まれると予想し、マイナス100点のペナルティーを付けます。
その結果として、、、
となり、一見すると完全に龍園の狙い通りに終わります。
しかし、、、結局のところ、”綾小路の実力をクラスメイトに示せるかどうか”が重要だったわけですよ。
見方を変えると
という状況です。
明らかに坂柳よりも高い学力に、龍園がバチバチに警戒している事実。
3年生になって一切の実力を隠さなくなった綾小路が、龍園を完全にコントロールしています……
我々読者からすると龍園が綾小路を警戒するのは当然ですが、確かにモブ生徒から見れば異質で異常な事態でした。
綾小路に完敗する結果となった龍園。
頭をよぎるのは、「1人では倒せません」という坂柳からのアドバイスです……。
綾小路が敵に回った堀北クラス
一方その頃、綾小路と同盟を結んだ一之瀬は、、、
堀北クラスをほぼ完封していました。
堀北クラスのメンバーがこの状況に絶望する中、やはり真相に辿り着くのは軽井沢です。
「多分……見抜いたのは一之瀬さんじゃなくて……」
同盟のことは外部には伏せられているものの、自分の目で見たことだけで協力関係について思い至っています。
綾小路の移籍に打ちのめされていた堀北が復活したきっかけも軽井沢でしたし、まさかの綾小路と別れて以降に好感度が上がってる…
よう実3年生編1巻・感想まとめ
と言うわけで3年生編の一発目でした!
本編以外の部分で注目なのはやはり表紙ですかね。
0.5巻を除くと、綾小路が1年生編と2年生編の1巻で登場した以外は全て初出のキャラが表紙を飾って来ました。
ぶっちゃけ今見返しても「こいつ誰だっけ……」となる人がちらほら。
しかしこの3年生編1巻、表紙のキャラは堀北と龍園の2人でした。これはもう、主要キャラはほぼ出揃ったということでしょう。
この記事を書いている時点で4巻まで出ていますが、これまでとは逆に初登場のキャラが1人しかいません(今回登場したクラスメイトの白石)。
こういう部分からも、ついに最後の1年が始まったことを実感します!


