青ブタ9巻・ネタバレ感想【これは咲太の物語。高校生編ラストを飾るストーリー】

麻衣さん、古賀、双葉、豊浜、かえで、翔子さん、牧之原さん、花楓。次は、咲太。

みなさんこんにちは。今回は青ブタシリーズの高校生編ラスト『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』です。

多くの困難を乗り越えて高校二年の三月を迎えた咲太たち。国見はともかくとすると、一年弱の間に主要キャラ全員が思春期症候群と向き合って来たわけです。
そうなるとやっぱり最後は主人公、咲太の番でしょう。

ランドセルガールは確かに登場しますが、メインとなるのは咲太の話です。
今までを振り返るような展開にラストの感動、そして新たな風が吹く、青春ブタ野郎の物語です。

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花楓と母の再会

三月のある日、花楓と咲太は母の元に向かいます。花楓のことで精神的に参ってしまった母とは約二年会っていない二人。

かなり緊張していますが、横浜の実家に辿り着いてからは問題もなく、お喋りな花楓は母にずっと話しかけます。
まさに家族、と言った雰囲気に咲太もほっとします。

いや〜良かった良かった。

咲太はまだ学校があるため藤沢に帰りますが、花楓はそのまま泊まっていくことにします。本当に良かった…。
そんな充実した日の翌日。期末試験の返却の場で、咲太は異変に気付きます

麻衣さんと同じ?

なんと1巻の麻衣さん(7巻の咲太自身でもありますが)と全く同じ状況になっていたのです。
見えていないだけでなく、存在自体がないことになっている咲太。
国見や双葉、そして何より古賀からも認識されません。これはまずい…。

麻衣さんは撮影で山梨に行っているのですが、電話しても発信音がならず、まさに世界から認識されていないような状況です。これは困ったということで、原因がありそうな横浜の実家へと向かいます。

う〜ん、やっぱり人から認識されていないってのは怖いですね…。
でもそれ以上に、そんな状況に陥ってもある程度冷静さを保っている咲太が凄いです。
慣れってだけではないですよこれは。

しかし、実家で見つけた母の手記を読んだ咲太は流石に冷静ではいられません。
手記の中に咲太の名前は登場せず、極め付けの「家族三人」という言葉。背筋が凍りますね。

さらに、前日母に会っていたのに自分が認識されていなかったことに気付かなかった咲太
この前日のシーンを改めて読み返すと、また背筋が凍ります。ほぼ違和感を無くしつつも、確かに母と話すシーンがない…。

青春ブタ野郎は夢を見る

藤沢まで戻って来た咲太は、海岸で小学生麻衣さんと出会います。小学生麻衣さんには咲太が見えているようで、二人は江ノ電に乗ります。

眠気が咲太を襲い、気付くと…。新たな可能性の世界に来ていました。
古賀や国見、双葉、豊浜に麻衣さんとの関係性は変わらないものの、家族に関しては大きく違うようです。
全ての原因は花楓の虐めだったわけですが、どうやら咲太は放送室を占拠して事件を解決したようですね。

いや何が起きたのそれ笑。凄すぎるでしょ笑。

そんなわけで横浜に四人で住んでいる咲太。全てが上手く行っている世界で、まさにシアワセの世界です。
元の世界に帰りたくないと思っても無理はないと思いますが、咲太はやっぱり咲太です。
麻衣さんに会うと決心が鈍ると言って会うことはせず、代わりに小学生麻衣さんと会うことで元の世界に戻ります

このランドセルガールは、咲太が正直に気持ちを整理するために生み出した存在なのでは、と考える咲太ですが、確かにそうかもなって気はしますね。

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いつか、ふたりで家族になろう

元の世界に戻ることができた咲太ですが、やっぱり周りからは認識されていません。

麻衣さんの幸せは僕が保証します

麻衣さんの家のポストに「麻衣さんの幸せは僕が保証します」と言う手紙を残し、今まで通り学校に向かう咲太。透明人間になっていても授業を真面目に受け、せっかくだからと学校が完全に寝静まる夜まで残ります。

そして校庭に出た咲太は……麻衣さんと再会します。

ここは熱すぎですよ本当。咲太が残した手紙は1巻で登場した言葉ですし、場所が校庭というのも1巻を思い出します。
これは青ブタの中でもかなり好きなシーンですね。絶対に感動すると思います。

その後は麻衣さんと話し、全てを解決するために母の元へ行きます。相変わらず麻衣さん以外の人には認識されない咲太でしたが、「ありがとう」と告げたことによって世界があるべき形に収まります。

この日、咲太たちは再び家族になりました。

本当にこのシリアスさとか感動が青ブタらしいですよね。
咲太の周りには家庭の事情が色々とある人たちが揃っていますが、結局最後に解決したのが咲太、というのも感慨深いです。

そして大学生へ…。

そしてなんと、たった一ページの間に一年間が過ぎてしまいます。まあ受験しかないしな…。
幸いなことに思春期症候群に遭遇することもなかったようです。

麻衣さんにも「大人になった」と言われた咲太ですし、もう思春期症候群は起きないのかな?

そう思っていた時期が僕にもありました。

まだ終わっていない

そして迎えた入学式。なんと咲太は小学生麻衣さんを見かけ、直後に中学時代の同級生、赤城と再会します。可能性の世界では峰ヶ原高校にいた赤城ですが、こちらの世界でも登場です。モブじゃなかったんか…。

ランドセルガールに赤城、霧島透子。まだまだ思春期は終わりません。次回は大学生編です!

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