魔法科21,22動乱の序章編・ネタバレ感想【クライマックスへ、3年生編!】

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三年生編、開幕!まさに動乱の序章となりそうな話ばかり…。

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みなさんこんにちは。今回は『魔法科高校の劣等生21,22動乱の序章編』です。

ついに3年生となった達也たち。
もう3年目ということで、あまり学内の話は語られません。
その代わり、十師族という国内のハイライト、スターズに各国のトップクラスという国外のハイライトが登場します。
もはや「劣等生」でないどころか「魔法科高校」にすら収まらない展開となります!

ついにクライマックスへ向けて動き出した魔法科シリーズです!ネタバレ注意!

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三年生に進級。今年の新入生は…カップルの再来?

無事に最高学年になった達也たち。
去年入って来た新入生のダブルセブンは問題児だったことを思い出します。もう過去の話ですが笑。

今年の総代は三矢詩奈。十師族の一員です。
そして中心人物はもう1人、侍郎くんです。
彼は詩奈についていた護衛だったのですが…。魔法力が思ったより伸びず、護衛を解任されてしまった直後です。

それでも詩奈のことを守ろうとする侍郎くん
エリカに弟子入りするような感じで、鍛錬を始めます!
侍郎くんは空回りすることもありますが、問題児というほどではないので良かったです…。

2人は恋愛関係にあるわけではないですが、いつラブコメに発展してもおかしくなさそうな雰囲気はあります笑。
達也と深雪を思い出すような、再びのカップル入学って感じですかね。

もちろん、達也たちのようにいちゃついているわけでは全くありませんが笑。

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ついに世界が、達也に近付き始める

今回は、混沌とした世界情勢がかなり描かれます。
ブラジルにアフリカ、そして日本海で、各国の戦略級魔法が相次いで使用され、不穏な空気が広がります。
戦争は起こってはいけない、それを実感する最近だからこそ、殊更響く話ですね。

達也が『横浜騒乱編』で放ったマテリアル・バースト以外ではシリーズ初となる戦略級魔法の使用。
きな臭い雰囲気ばかりです…。

特に新ソ連の戦略級魔法とは達也が直接相対する場面もあり、まさに今後への序章になっている雰囲気の回です。
前々回で因縁のグ・ジーを倒しましたが、物語はスケールアップして続いて行きます!

国内での立場も危うくなっていく達也

動乱の序章というサブタイトルにふさわしく、不穏な話の多い今回。
四葉家次期当主の婚約者として、周囲からの注目度も段違いになって行きます。
それは同時に、達也の容赦ない性格が見られるということでもあり…。

若手の会議の場で、四葉家の孤立すらも厭わない態度をとる達也

七草家の次期当主と十文字先輩が開いた会議の場で、達也はかなり強気の姿勢を見せます。
それを摩利先輩は、子供っぽい部分があったんだなと平和的に捉えますが、まあ違いますね。

四葉家は他の十師族と対立してもやって行けるという、家を代表した意思表示です。
この後の絡みも含めて、2つ上の先輩たちと達也たちの間には不穏な空気が流れ始めます。
流石に本気で敵対することはないでしょうが、かつてない雰囲気ですね。

ざわざわ、ざわざわ。

軍の情報部に睨まれ…

さらに達也の周りを騒がしくしているのが軍の情報部です。
そこに所属する遠山(十山)つかさによって、達也は監視対象になってしまいます。

人外の強さを持つ達也に消えてほしいと考えるつかさ。
日本に潜入していた米軍を捕まえた後に洗脳し、達也にけしかけるという暴挙に出ます。

いやお前の方が消えてほしいわ!

誰が敵で誰が味方か、全く分からないですね…。
ちなみにつかさちゃんは、まじでサイコパスです。
魔法開発の弊害のようですが、ほんとに恐ろしい人物です…。

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詩奈が誘拐された?

そしてつかさは三矢家に出入りする人でもあります。
詩奈に嘘をついて誘拐まがいのことをするつかさ。全ては達也の出方や戦闘の様子を見るためです。

詩奈救出に向かったみんな(ただし達也たちは除く)

ですが、結論から言うと達也は詩奈救出には参加しませんでした。
代わりにと言ってはなんですが、護衛(仮)の侍郎やエリカ&千葉家関連の警察、レオ、ミキ、七草の双子が救出にやって来ます。

そしてどうにか詩奈の元にたどり着いた時、これは演習だという建前を軍人から聞かされ、なんとも肩透かしな結果に…。

一方の達也は米軍の救出へ。立ちはだかる”壁”

ですが、達也も家で深雪といちゃついていたわけではありません。
真夜の指令により、軍の情報部に捕らえられた米軍の救出に向かいます。

たった1人で基地を陥落させる達也、やっぱりTUEEEEEEE!

そして、そこで指令を出していたのはつかさです。
十という数字を冠する家の出身ですから、障壁魔法、要はバリアーの使い手です。
まあ達也を前に得意魔法は一切効かず、危うく達也に殺されそうになります。

そんな絶体絶命のピンチに現れたのは…なんと十文字先輩でした!
対峙する達也と十文字先輩ですが、ここでは戦うことなく事なきを得ます。

いやー最後の展開はびっくりでしたわ!
達也と十文字先輩が対峙する様子は挿絵で描かれており、めちゃくちゃカッコいいです!

次回のサブタイトルは孤立編であり、今回の『動乱の序章』はまさにぴったりでした。
不穏な展開が多くなって来た魔法科シリーズですが、これからどうなるのでしょうか!

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